角川SSC新書<br> 妻の化粧品はなぜ効果がないのか―細胞アンチエイジングと再生医療

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角川SSC新書
妻の化粧品はなぜ効果がないのか―細胞アンチエイジングと再生医療

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  • サイズ 新書判/ページ数 180p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047316270
  • NDC分類 491.358
  • Cコード C0247

出版社内容情報

再生医療・培養皮膚の専門医師が教える、本当に細胞にいい老化防止法。化粧品、サプリ、運動など常識だと思い込んでいた健康法・美容法に、なぜ効果がないのか、そしてどうすれば老化を止められるのか、よくわかる。

内容説明

細胞には大きく分けて、「生まれ変わる細胞」と「生まれ変われない細胞」がある。「毎月、生まれ変わる細胞」の代表が皮膚。では、「皮膚にシミやシワができるのはなぜか」、「それを予防するにはどうすればいいのか」、そして「女性たちが熱心に取り組んでいるスキンケア化粧品は効果があるのか」など、女性はもちろん男性も知りたい見た目の老化防止法を紹介。著者がすすめる肌の老化防止法は、保湿と紫外線対策だけ。ほかの方法は、細胞にはほとんど効果がないと述べる。中身と見た目の老化の治し方・防ぎ方を再生医療の専門家としてやさしく解説する。

目次

第1章 見た目の老化を止める
第2章 間違いだらけ!世の中の老化防止法
第3章 iPS細胞と再生医療で、老化をどこまで防げるか
第4章 細胞の「酸化」「糖化」を抑えれば老化は止められる
第5章 細胞はなぜ老化するのか?

著者等紹介

北條元治[ホウジョウモトハル]
1964年、長野県生まれ。医学博士、医師、東海大学医学部非常勤講師、株式会社セルバンク代表取締役、RDクリニック顧問。弘前大学医学部卒業後、麻酔科と一般外科を修め、渡米。ペンシルバニア大学形成外科でshort term scholar(1994‐1995)。帰国後、東海大学形成外科にて重度のやけど治療を行いながら、培養皮膚の基礎研究に携わる。2004年、培養皮膚の研究開発を行う株式会社セルバンク設立。2005年、培養皮膚を肌のアンチエイジング(老化防止)に応用する専門の医療機関・RDクリニックが開設されるに際し、培養皮膚のノウハウ・特許などを供与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

63
見た目(皮膚)の老化が進んでいる人は体内の血管などの細胞の老化も進んでいる。皮膚の老化を予防するにはまず紫外線を防ぐ。あとは保湿ぐらいしかない。化粧落としの界面活性剤を多く含んだ洗顔オイルは避け、洗顔石鹸の方がベター。体全体の老化を防ぐには適度な運動。摂取塩分を減らす。砂糖を避ける。白米に麦や雑穀を加える。急な血糖値の上昇を避けるために野菜から先に食べる。活性酸素の発生を抑えるには激しい運動を控える。ストレスを避ける。腸内の善玉菌を増やすには魚卵類、貝類、キノコ類、豚肉鶏肉、果実類、豆類、発酵食品を摂る。2014/03/18

ユウユウ

41
若干タイトルは盛りすぎな感じがありますが、するすると読めました。ストレス溜めずにバランスよくきちんと食べる。体は中からしか作られないんだな。紫外線は…まぁ、あまり浴びない生活だからいいとさせてください、笑。2017/05/30

♡♡♡

31
ビタミンAはとりすぎると危険、有酸素運動の心拍数は平常時の1割増し、無酸素運動の心拍数は3割増し、活性酸素を無害化する食べ物→フリーラジカルを不活性化するポリフェノールなどの抗酸化食品をとること(ワイン、お茶、りんご、ブルーベリー、柿、バナナ、大豆)2014/04/03

onasu

30
日傘をさすのと、石鹸で洗い流す程度の洗顔。何れもお肌によろしい!  紫外線対策以外に特別な肌対策は必要ない。そうして必要以上に活性酸素を産出させない。ただ、活性酸素は色んなことで生み出されてしまう。  その対策はまたして、規則正しい生活と偏食しないこと。ただ食事は、なるべく品数多く、野菜からとかで、あえて言えば、カルシウム摂取くらい。  著者は肌の再生医療に携わる医師で、本書もその辺りの記述が本編。iPS細胞とか、難しい話しをとても平易に書いてくれていて、何とか興味を絶やさずに読み終えられる。好著です。2014/03/10

そばかす♪

28
市販されているほとんどの化粧品が、その効果が薄い(全くない)事を教えてくれます。中には頷けない内容も出て来ますが。高いお金を化粧品に使うなら、アンチエイジングの為にも身体に良い食べ物にお金をかける方が良いのでしょうね。 今後の再生医療については非常に興味深かった。2015/03/07

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