出版社内容情報
相続対策として遺言を書く人が増えてきた。しかし、それに伴い遺言に関するトラブルも増えている。そこで、本書では、事例を交えながら正しい遺言の書き方をわかりやすく解説し、円満相続のコツをアドバイスする。
内容説明
相続対策の切り札として遺言を書く人が増えてきた。しかし、それに伴い遺言に関するトラブルも増えている。せっかく書いた遺言が“争族”のタネになってしまっては本末転倒だ。そこで、本書では、事例を交えながら遺言の書き方をわかりやすく解説し、円満相続のコツをアドバイスする。相続増税時代に必携の最新対策本の登場―。
目次
第1章 自筆証書遺言の書き方(書き方;自筆証書遺言の例 ほか)
第2章 自筆証書遺言のトラブル事例(形式・要件編(吉日と書かれた遺言;遺言は誰が書いた? ほか)
内容・文言編(預金を預け替えた場合;生命保険と投資信託に注意 ほか))
第3章 遺言のメリットと注意点(遺言のメリット;遺言形式・内容によるトラブル ほか)
第4章 公正証書遺言の作り方(公正証書遺言とは;事前準備 ほか)
著者等紹介
灰谷健司[ハイタニケンジ]
三菱UFJ信託銀行執行役員。トラストファイナンシャルプランナー。1961年生まれ。84年三菱信託銀行(当時)入社、94年税理士試験合格。不動産鑑定士、中小企業診断士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本証券アナリスト協会検定会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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zag2
28
ちょっと古い本だが、仕事関連で参考になりそうと思い手に取った一冊。著者の名前が記憶の片隅にあって気になって調べてみたら、テレビや雑誌などで活躍していたが2014年に52歳で亡くなった方だった。そう思って読むと単なるハウツーではなく、心が通った勧めが書かれているように思う。遺書と遺言は違う、遺言は生命保険のようなもので元気なうちに書くものだという一節は、まさに名言だと思います。2023/03/07
東隆斎洒落
4
13.12.22 平成25年度税制改正で相続税が改正、再来年始から課税対象者が増えるわけであるが、その準備としての遺言の有用性と留意点の解説本。 具体的事例が偏りなく網羅的にカバーされているので、とても分かり易い。一般知識を得る勉強として読むもよし、目次からポイントを拾い読みして辞書的に使うもよし。 良かれと思って残した遺言がトラブルになるご時世、遺言のみならず、万事「正しい備え」が必要であると思いながら読了。 資産は遺せなくとも、付言事項だけは遺そうか(笑)2013/12/22
げん
1
まあ、来年から相続税の控除額が上がるし、他人事ではないので一読してみたが、再読する価値はあるかどうか2014/01/13
のぼる
1
信託銀行の人が書いているから、少し偏った話しがあるかなと思ったが、そういうことも無く、事例を交え分かりやすかった。2013/12/26
Quantum
0
2014-8-10 享年52大腸がんだったそうだ。ご冥福をお祈りいたします。2014/12/01
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