出版社内容情報
乱世の戦国時代、主君、重臣、後継者にはそれぞれの立場における「覚悟」と「心構え」があった。織田信長から黒田如水まで名武将・参謀らを中心に、かれらが危機に何を考え,どう動いたのかをまとめた。
内容説明
乱世の戦国時代、国を治める主君には主君の、主君を支える重臣には重臣の、そして後継者には後継者の「覚悟」と「心構え」があった。織田信長・武田信玄・豊臣秀吉ら戦国時代の名武将、黒田如水・石田三成、直江兼続ら名参謀らを中心に、危機に対応するために、各々の立場で何を考え、いかに動いたのか。組織を活かし、生き残るための処世術は、現代社会にも通じる「童門流・人間学」決定版の1冊。
目次
第1章 主君の覚悟―藩主の経営力と決断力(織田信長―価値観を変えた“破壊者”の天下経営;武田信玄―「人は城、人は石垣、人は堀」という深謀遠慮;朝倉敏景―戦国大名の草分けは、能力第一の合理主義者 ほか)
第2章 重臣の心得―忠と奸は紙一重、忠臣こその箴言(明智光秀―忠臣・光秀が許せなかった信長の人格侮辱;石田三成―手柄も名声も、すべては主君のために;直江兼続―生き恥を耐えても、主家を存続させる ほか)
第3章 後継者への相伝―国を引き継ぐ男の器と心構え(黒田如水―戦国一の知謀家が後継者に託したこと;真田昌幸―“表裏比興”と呼ばれた男の究極の選択;毛利元就―できすぎる三男に、本家を継がせなかった理由 ほか)
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
1927年、東京都生まれ。長く東京都庁に勤め、知事秘書、広報室長、企画調整局長などを歴任。79年に退職し、本格的な作家活動へ入る。99年に勲三等瑞宝章授章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さるきち
散りいぬ
モビエイト
ハメ・ドゥースト
Yanabod