出版社内容情報
数々の魔法を使いこなす第一王女・エステリーゼ。
そんな彼女の悩みは、やたら愛を囁いてくる婚約者・セオドアの存在。
なぜなら「エステル、愛しています(本当は好きじゃないけど)」って、
読心魔法で心の内がお見通しだから!
だけど必死な彼が本気にも思えてきて――
まさか、心の声が間違っているの?(※正解)
彼の心だけ正しく読めないのには、とある事情が……?
勘ちがい王女と不憫な婚約者の、すれちがいラブコメ!
内容説明
数々の魔法を使いこなす第一王女・エステリーゼ。そんな彼女の悩みは、やたら愛を囁いてくる婚約者・セオドアの存在。なぜなら「エステル、愛しています(本当は好きじゃないけど)」って、読心魔法で心の内がお見通しだから!だけど必死な彼が本気にも思えてきて―まさか、心の声が間違っているの?(※正解)彼の心だけ正しく読めないのには、とある事情が…?勘ちがい王女と不憫な婚約者の、すれちがいラブコメ!
著者等紹介
花鶏りり[アトリリリ]
5月5日生まれ、熊本県出身。『心が読める王女は婚約者の溺愛に気づかない』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nishiyan
14
聖女の末裔で様々な魔法が使える第一王女エステリーゼ。その中の一つ、読心魔法のせいで溺愛してくる婚約者セオドアが内心では自分を嫌っているとわかり…というすれ違いラブストーリー。元々は相思相愛だった二人だが…というのが肝の本作。隣国である帝国のお家騒動に巻き込まれつつ、読心魔法によって人の心を実体化したコルに助けられたり、振り回されたりとドタバタする展開は面白かった。セオドアのコルがエステリーゼを嫌悪する理由がわかり、全てが解決して今度は心身ともに始まる溺愛攻勢に彼女はどうするのだろうとふと思うラストだった。2023/04/08
史
3
目に見えないもの、目に見えるもの。どちらも正しく、どちらも騙す。愛しているから呪われるというのが魅力的。願わくは二人に永遠の愛を。好きですねえ。2023/07/06
bulbul
3
心が読める王女エステリーゼは大好きな婚約者セオドアの甘い態度とは裏腹の心底毛嫌いするコル(三等身の人の心の姿)に傷つく毎日……。タイトルでは「気づかない」となってるから、本編とは微妙に違ってるよね? だからモヤモヤしながら読み始めました。まあ、半分以降からはセオドアの献身とエステリーゼを襲う陰謀の面白さでサクサク読めました。が、嫌悪感丸出しのセオドアのコルの謎は判明したけれど、これでよく王家が存続出来たものですね。無理難題でちょっと引いた。面白かったけど、スッキリとは終われない読後感。2023/04/04
ももちゃん
1
サクッと読めた。心の声がミニキャラとしてその人のまわりに実際に動いて見える王女のお話。 ヒーローセオドアがわんこ系でかわゆかった。🐕🐾 2024/11/05
ジェシカ
0
小説家になろう + BOOK☆WALKER まる読み10分2023/04/27