角川SSC新書
医師が教える幸福な死に方

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  • サイズ 新書判/ページ数 182p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047315730
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0247

出版社内容情報

大往生したいなら、延命治療は断れ。

回復の見込みのない患者にも治療を施す??。誰も幸せにならないこんな医療は断るべき。延命治療を拒否して、幸せに最期を迎える方法を教えます。「書き込み式エンディングシート」を巻末に掲載。

内容説明

今や多数派となった「病院のベッドで管を繋がれて迎える死」。しかし多くの人が望むのは「暮らし慣れた家で、家族に見守られて逝きたい」ということ。誰にも迷惑をかけず、家族を後悔させず、満足して迎える最期―。この本では、末期のがん患者を多く診療してきた医師が「幸福な死に方」を提言する。それは「自分の寿命の目標を決め」「身体を医者任せにせず」「延命治療を拒否するなど死に方を決めておくこと」で実現できる。それぞれの延命治療(胃ろう、人工呼吸器、人工透析など)の問題点も解説。死を考えるきっかけとなる画期的な一冊。

目次

第1章 崩壊への道をたどる日本の医療
第2章 日本の医療は矛盾だらけ
第3章 自分の寿命と死を考えれば、人生がより良くなる
第4章 死ぬ間際まで健康寿命を保つためには
第5章 元気なうちに死についての準備を
第6章 延命治療は拒否できる

著者等紹介

川嶋朗[カワシマアキラ]
1957年、東京都生まれ。東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長・准教授、医学博士。北海道大学医学部卒業後、東京女子医科大学大学院医学研究科、ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院などを経て現職。東洋医学に精通し、さまざまな代替医療をとり入れた統合医療を手掛けている。西洋医学では腎臓病、膠原病、高血圧などが専門。日本統合医療学会理事、日本抗加齢医学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

和草(にこぐさ)

9
いかにして自分の最後を迎えるか。自己責任で周りに迷惑や負担をかけることなく、最後を迎えたい。2016/06/17

ほじゅどー

8
★★クオリティ・オブ・デス(QOD)死の質。自分の死について意識し、本人の理想とする生き方をして亡くなっていく。そして、残された家族にも個人に対する後悔の念を残さないような生き方をする。そのためには死ぬまでにしておくことを決め、死に際しては、延命処置の要不要を自分で選択する。巻末に、書き込み式エンディングシート(医療処置意思確認表)がついている。2014/11/17

carl

2
ホント考えるぐらいしてもいいかも2012/08/29

fukura

1
幸せな人生を送り最後を迎える2013/10/09

まめお~

1
父が買った「このテ」の本2冊目。「大往生~」の中村先生と比較すると上品(笑)、QOLならぬQOD(クオリティ・オブ・デス=死の質)と、健康寿命をキーワードにされているが、言いたいことの多くは同じかと。著者の専門の一つが腎臓病で、人工透析を【延命治療】ととらえたところに驚き&ナルホド。巻末の「医療処置意思確認表」は使えそう。栄養摂取法一つとっても末梢静脈栄養から胃ろうまでと細かい。私が記入したエンディング・ノートは「延命治療を希望するかどうか」みたいに大雑把。この表でバージョンアップしよ(^^)2013/04/09

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