角川SSC新書
田中角栄に今の日本を任せたい

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047315624
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

元側近の官僚から大物政治家まで、角栄をよく知る男たち11人が証言!

強いリーダーシップで知られた田中角栄が今いるとすれば震災後の日本をどう作り直すのか。元側近官僚から大物政治家まで、角栄をよく知る11人の証言で綴る「新・日本列島改造論」。この中に日本再生のヒントがある。

内容説明

震災復興、原発事故処理、円高・景気対策など、民主党政権はトップをすげ替えても右往左往している。「もし、田中角栄が今いたら…」という思いを多くの人が持つ中、田中角栄著『日本列島改造論』の制作に関わった元官僚をはじめ、角栄の“脳みそ”をよく知る政治家や評論家らに取材。生の証言をもとに「いま、角栄がいたら、強いリーダーシップで日本の難題をどう解決したのか」をまとめた。この「新・日本列島改造論」にこそ、日本を再生する大きなヒントが隠されている。

目次

序章 田中角栄が構想した『日本列島改造論』はこうして生まれた(学歴はなくても、人を惹きつける力に長けていた;雪はロマンじゃない。生活者にとって雪は戦いである;産業サイドから考察した国土開発の視点 ほか)
本章 田中角栄をよく知る男たちの証言で綴る「新・日本列島改造論」(震災復旧・復興対策;新しい国土創成;地域再生と経済成長 ほか)
最終章 トップは世界を俯瞰し、国の道筋を示す戦略を持て!(古い価値観にとらわれず、国を富ますこと;大きな節目に、“第3の開国”ができるかが問われている;「太陽経済」あっての「日本列島改造論」 ほか)

著者等紹介

大下英治[オオシタエイジ]
1944年、広島県生まれ。広島大学文学部仏文科卒業。大宅壮一マスコミ塾第7期生。1970年、『週刊文春』特派記者いわゆる“トップ屋”として活躍。圧倒的な取材力で、数々のスクープをものにする。1983年、作家として独立。政治、経済、芸能、闇社会まで幅広いジャンルにわたり、旺盛な執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomomi Yazaki

12
官僚出身ではない無学歴の総理大臣。それでいて官僚からは慕われていたという人間味豊かな感性の持ち主。本書では、その大胆さと繊細さを兼ね備えた一人の政治家がどう生きたのか、また、エネルギー問題、食糧問題、少子化問題、そしてコロナ禍など、今現在山積している課題に彼がどう対応したであろうかに触れている。こんな時こそ角栄のような構想力があるカリスマ的指導者が必要です。巻末に『日本列島改造論』のむすびが掲載されている。それを幾度となく読み返すと、日本を思う、田中角栄の背中が見えたような気がしました。2022/02/26

しーもあ

6
田中角栄が希代の政治家なのはわかるが、角栄上げ当時の菅直人政権下げが露骨すぎる。しかも語っているのが、鳩山邦夫、渡部恒三、熊谷弘というおまゆうな面々…2014/09/02

かじゃ

2
令和になり平成を振り返る事が多い中、昭和戦後の総理大臣として田中角栄元総理は魅力的な人だったと再認識したくて角栄本を読み漁りました。2019/03/31

ひろ

1
タイトル通り田中角栄押しの本ww 藤村先生の日本列島改造論2.0は福島第一原発から埼玉・浜松・沖縄そしてシンガポールへと通過していく南西方向への軸がとても印象的だったけど、この本の新・日本列島改造論はなんかいまいちよく分からなかったww 政権批判ばっかに少し残念。。。2013/03/11

ceskepivo

1
読みやすいが懐古的な側面が強い。当時と異なり、SNS等のによって世論が誘導されやすい現在の政治環境の中で、田中角栄的な人物は簡単に世論を扇動できるであろう。もっとも決断と実行の気概がある政治家は、いつの世にも必要である。2012/05/31

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