内容説明
たとえば「お酒の飲みすぎは体に悪い」―。この「体に悪い」の「体」は、具体的にどこなのだろうか?「早食いは体に悪い」「寝不足は体に悪い」なども同じ。それぞれ特定の「臓器」をイメージできると、健康に対する理解もより具体的になる。お酒の飲み過ぎに関しては、これを担当しているのは「肝臓」。アルコールが体内に入ると、肝臓は他の仕事そっちのけでアルコールの分解に着手する。では、そっちのけにされた「他の仕事」とは…。本書では臓器のメカニズムに着目しながら、10臓器別に60の健康に関する法則を紹介していく。
目次
第1章 人体の隅々で酷使される「血管」の健康法則
第2章 酸素と栄養の担い手「血液」の健康法則
第3章 一刻を争う場面に克つ「脳」の健康法則
第4章 人体唯一の欠陥を持つ「心臓」の健康法則
第5章 酒と脂肪を処理する「肝臓」の健康法則
第6章 体内の基本環境を司る「腎臓」の健康法則
第7章 胃酸と戦う「胃」の健康法則
第8章 善玉菌を助ける「腸」の健康法則
第9章 怖い病気が多い「肺」の健康法則
第10章 現代人が酷使する「眼」の健康法則
著者等紹介
吉田たかよし[ヨシダタカヨシ]
東京理科大学客員教授、医学博士。1964年、京都府生まれ。灘中・灘高から東京大学卒業、東京大学大学院医学研究科医学博士課程修了。NHKアナウンサー、衆議院公設秘書などを経て、本郷赤門前クリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユウユウ
3
それが大事2025/01/29
ひじり☆
2
心臓はガンにならないけど再生しない!Σ( ̄□ ̄;)2015/01/08
ジュリ
1
各項目が見開き2ページで解説されていて、コンパクトでわかりやすい。 胃の粘膜が腸の粘膜で作られてしまうことがあるそうなので気をつけなくちゃ。2014/04/22
わさびの茶漬け
1
血管や血液、脳についての章は少し怖くなった。読まなきゃよかった、と思うほど。が、腸の章では食事術や健康法が紹介されている。自分で簡単に試せそうだ。章の始めに、各臓器のイラストや説明、代表的な病気などが書かれていて、分かりやすかった。2010/06/24
まなちん
0
年末年始の暴飲暴食・・・そろそろツケが来るころかなと。電車の中でさらっと読むにはいいボリューム。2012/01/10