角川SSC新書
渋澤流30年長期投資のすすめ―今の「マネー」が次世代の「資産」に化ける

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047315037
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C0233

内容説明

日本の資本主義の父と言われた渋沢栄一が100年前に「銀行は大きな河のようなものだ。銀行に集まってこない金は、溝にたまっている水やポタポタ垂れている滴と変わりない。折角人を利し国を富ませる能力があっても、その効果はあらわれない」と語った。現代の未曾有の不況下においても、確かに銀行には「滴」は集まっているが、これからの日本の新しい資本主義を促すような「大河」となり得るか?渋沢栄一から五代目の子孫である著者がこれからの「30年」を導く。

目次

はじめに 30年後のプレゼント
第1章 グローバル資本主義の残骸から芽生える新物語
第2章 30年投資の六つのコモンズ
第3章 ミニ小説・生活者の七つのストーリー
第4章 30年投資の30問30答
第5章 30年投資のきらりと光る企業
おわりに これからの30年をなつかしく、わくわく

著者等紹介

渋澤健[シブサワケン]
1961年逗子市生まれ。父の転勤で渡米。1983年テキサス大学化学工学部卒業。1987年UCLA大学にてMBAを取得。米系投資銀行で外債、国債、為替、株式およびデリバティブのマーケット業務に携わり、1996年に米大手ヘッジファンドに入社。2001年に独立し、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業、代表取締役に就任。2008年にコモンズ投信株式会社を創業し、会長に就任。渋沢栄一から五代目の子孫であり渋沢栄一記念財団の理事、経済同友会の幹事、日本医療政策機構の理事など、その他複数の職務に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Row_the_Punks

2
30年投資の理念というか心構えみたいな事にページが割かれていて、共感は出来るが、退屈な本だった。2013/03/11

シャム

1
父親に勧められて読んだが、正直あまり良いとは思わなかった。長期投資について小難しく説明し、さらには日本人の気質、伝統、道徳などを絡めて説明していて胡散臭さが先にたってしまった。 ただ長期投資について何も知らなかったので少しはイメージがついたと思う。2020/04/27

グルー

1
同種の本にしてはかなり難しく書かれている。その割には「30年投資はリターンを求めるものではない」ような流れになっています。簡単にいえば貯蓄から投資へを難しく言っているようなもので、資産を寝かせるぐらいなら損してでもいいから投資しろと言っています。残念ながら参考にできない類の本です。2013/08/12

Humbaba

1
この本では30年としているが,必ずしも30年に縛られる必要はない.長期投資と言っても,その言葉によって受ける印象は人によって異なる.だからこそ,30年というひとつの軸を与えているだけである.自分の為にお金を残すのではなくて,自分の子どものために残す.それが本当に大切になるだろう.2010/05/16

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