ひきこもり500人のドアを開けた!―精神科医・水野昭夫の「往診家族療法」37年の記録

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ひきこもり500人のドアを開けた!―精神科医・水野昭夫の「往診家族療法」37年の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047313927
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0095

内容説明

家庭に出向き、ひきこもりの若者たちに「外に出よう」と声をかけ続ける精神科医・水野昭夫。九州・宮崎を拠点に、リュック一つで全国どこへでも駆けつける。行き詰まった家族は、第三者が介入しなければ変われない。家の中に入り込んで、家族を変える、家族から離れさせる―往診家族療法。

目次

第1章 「ひきこもり」という言葉の変遷
第2章 家族問題にこだわる精神科医の誕生
第3章 ひきこもりの救出作戦とは―往診家族療法とは何か
第4章 「ひきこもり」問題を読み解く
第5章 入院治療の新しいカタチ
第6章 治るとは―就労することの意義

著者等紹介

宮淑子[ミヤヨシコ]
1945年長野県生まれ。毎日新聞社発行の教育雑誌『月刊教育の森』編集部員を経て、現在はフリーのジャーナリスト。女性問題、教育問題、医療問題を手がける。フェリス女学院大学非常勤講師(女性学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヒデミン@もも

31
就労が最終目的。第三者が軽く背中を押すだけで動き出せる時がある。2016/03/16

エッジ

5
ひきこもりは甘えられる家庭環境にあるという。家庭療法を用いて、全国どこにでも飛んでいく水野さん。現代版寺後屋のような施設までもつくり自立支援を行っている。そこはあくまでも自立する為の場所の提供で、一切の監視などしないという。いわば、自立して働ける場所までも提供する鳴かぬなら鳴くまで待とうというスタンス。水野さんのガッツがすばらしい!2014/11/21

Akihiro Nishio

5
宮崎から全国のひきこもりの家庭に往診して、さらにはその家に宿泊までして、宮崎の自立支援アパートでの暮らしを勧めるという破天荒な治療を行っている水野医師の記録である。ごく初期に6億も出して倒産した大きなホテルを買い取って病院を作ったというところに一番驚いた。そんな大博打が打てる人じゃないと、こんなことはできないなと思った。文章はジャーナリストが書いたものだが、もっと深掘りできるだろうという物足りなさも感じた。2014/11/01

のり

2
家族のあり方を改善するため、家族面接が治療の基本となる家族療法の話が印象的。往診家族療法を行っている精神科医の水野昭夫さんについて詳しく知りたくなりました。2014/08/23

lopmomo

1
37年の記録とうたってある割に内容がなかった。もっと37年の活動を追いかけている中身の濃いものかと思っていただけにがっかりした。2014/07/29

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