出版社内容情報
秋野 真珠[アキノ シンジュ]
著・文・その他
芦原 モカ[アシハラ モカ]
イラスト
内容説明
目覚めた時、リイファは花嫁衣裳を着ていた。そして目の前には「忘れたの?僕たち結婚したばかりじゃないか」と優しく語る花婿姿の美貌の男が―。そう、なぜかリイファは記憶を失くしていた!!取り戻す手がかりは、黒い男。彼の足跡を追うため、名ばかりの夫・シェイと旅に出たリイファだが、この夫、異常なほど嫉妬深くて…!?記憶のない間に何があったの?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅてふぁん
23
主人公が記憶喪失の上、何の説明もなくいきなり物語が始まったので(そうか、記憶喪失だというのが説明か)何だかよくわからないまま読み進めることに。出てくる男性陣にはあまり惹かれなかったけれど、リイファが失くした記憶が気になって最後まで一気に読み切った。リイファはこれからもシェイに散々振り回されるんだろうな。2017/04/27
でんか
16
う~ん、なほう。秋野さんだとおもってハードル高くしていたせいもあると思う。文章は読みやすい。ヒロイン、なんだかぼんやりしてる感じの子で印象薄い。医士という、手に職系の設定の割には、物語上でそれが生かせてない。ヒーロー、つかみどころなさすぎて全く魅力を感じず。ヒロインとの旅が一段落した後、連絡せずに放置とかありえん。事情をちょっとは説明して安心させてあげてよ。ヒロインは、ストーリーのしょっぱなからずーーっと不安なままなんだけど、誰もそれに関してフォローなし。読んでる方もなんだかすっきりしない終わりだった。2017/10/26
六花
10
目が覚めたら見知らぬ男と結婚していたヒロイン。失った記憶を取り戻す旅に出て、気づいたら成長していました〜というとても正統派なお話。だけれど、ヒーローのクセが強い(笑) スペック高いイケメンなのに歪んだ執着を持ってる。好きだけどね、そういうヒーロー。そしてサービスシーン(ヒーローの)が多いのは、TL作家さんだからかな?えーと、面白かったんだけど、ヒロインが記憶を失くした理由を知ってしまうと、記憶失くす必要性あったのかなと、元も子もない事思ってしまった(;-ω-)a゙2016/07/17
薫水
9
秋野さんらしいコミカルさはあるがソーニャの色気抜いたバージョンなので薄味かも(笑)角川は話を無駄に引き延ばすイメージがある一方、この作品は一冊に怒涛の様に詰め込んでいるため、端折っている感じが否めない。でも一冊にまとめてくれてありがとうと思う。違うレーベルで色ごとありバージョンでじっくり読んでも面白かったのではないかと思うヒロイン一筋の胡散臭い魔術師(夫)だった。変態要素はないが「僕の妻」と至る所で公言しているから執着はあるだけにレーベル(ビーズログ文庫)だったことがガッカリな普通のTL。2017/02/05
凍矢
8
4月ラストの読了本になるのかな?正直、まあまあの評価ですが。記憶のない主人公と、とある身分の高い魔術師のドタバタラブ話ってな感じでした。北から南までの旅行をしているのを読んでて楽しいと感じました。サスペンスラブロマンらしいですよ。2016/04/30