ファミ通文庫<br> テグスの迷宮探訪録

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ファミ通文庫
テグスの迷宮探訪録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784047305410
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

強者しか入ることの出来ない大迷宮―幼い頃から単独で迷宮に潜り続けたテグスは、信じられないような若さでその地に到達していた。そして待ちに待った十三の誕生日、成人の証を手にしたテグスは、一人前の探訪者として最も難易度の低い小迷宮から再出発することに!図抜けた実力を持ちながら、たった一人で迷宮探訪を楽しむテグスは、ある日痩せ細った獣人の女の子を拾うのだが…。荒くれ者が集まる“迷宮都市”を生き抜く探訪者たちの冒険実録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瀧ながれ

14
弱い者は倒れてゆく容赦ない世界観で、自らの主義で単独行を貫いているようにみえた主人公が、なぜヒロインに限って救出するのかが、よく理解できなかった。「なぜならヒロインだから」という物語上の都合としか思えない。ヒロインが登場する前と後で主人公の印象が安定しないのも、物語上の都合だと思う。あと、「迷宮」の設定がそのまんまゲームで、緊張感がないのも残念です。2015/08/09

真白優樹

9
幼い頃から迷宮に潜ってきた少年が成人を機に最初から駆け抜ける物語。・・・この物語がつまらないというのなら理由はただ一つ、これがまだ序盤だからであると思う。このような異世界要素などが絡まない純粋な迷宮ものは珍しく、弱肉強食な世界観も人殺しすら当たり前な世界観も、リアルを追求すればここに行きつくのではないだろうか。・・・普通の物語では書かないだけで案外現実というものはこういう感じなのではないだろうか。そんな中でこつこつと生き抜いていく少年達の営みは中々に面白いのではないかと思う。 次巻も楽しみである。2015/06/29

サキイカスルメ

7
もくもくというよりはもぐもぐ、こつこつというよりはゴーゴーだったかなぁ。小さい時から迷宮に仮免許で潜り続けていたテグスが成人になり、また一から迷宮探索をスタートさせるお話。小迷宮はダイジェストのような速さの攻略でした。テグスの実力と敵の強さにかなり差があり楽勝すぎて最初の方は平坦気味、ハウリナが出てきてから楽しくなってきましたね。やはりワンコは可愛い(え)ほんわかしているテグスとハウリナのコンビ好きです。楽しそうな二人を見てるとこちらまでワクワクしてくるような感覚に。続きも読みたいです。2015/06/28

ギンレイ

6
【次に挑む迷宮は】 チートなダンジョン系。 厳しいかな。 非常に才能豊かな少年が驚異的な速度で迷宮を攻略していくというもの。 命の安さというのがかなり淡々とした書き方で描写されています。 ちょっと全体的に薄かったかな    評価は ★★★★★☆☆☆☆☆ 5個星です!!2016/01/26

nawade

6
★★☆☆☆ Web版未読。迷宮都市の孤児院で育ち仮免扱いで迷宮に潜っていたテグスは13歳になり、成人の探訪者として改めて小迷宮から踏破し始めた。キャラに魅力もなく物語に山場もない平坦な話。迷宮主未討伐とはいえ既に上級者向けの大迷宮まで攻略を進めていたから、初心者向けの小迷宮の攻略なんて全く緊張感がない。また、テグスのプロフィールが語られないため、なんで12歳でここまで強いのか、甘っちょろい言動をしているくせに躊躇なく人殺しができるのか、凄くアンバランスなところが気になって物語に没入できなかった2015/06/29

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