感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どんぶり
42
初コミコ!オールカラーってすごっ!初週刊連載って…週刊なんですか!?すごっ!江戸時代…「南総里見八犬伝」という物語が世に憚っていた。そこで、ある寺子屋の才女サクが、その本に出会うことで変わる…!それは男の子同士の恋愛に目覚めるという、今で言う腐女子化である。この1巻で友達をも巻き込み妄想を膨らます日々のサク。八犬伝自体をそんなに知らなくても楽しめました。「なるほど、こんな時・場面に萌えを感じるのか…」など新たな発見もできて、クスクス笑いながら楽しめました。次巻でまた新たな仲間が増えそうで楽しみです(笑)2015/03/15
さおり
39
お気に入りさんの感想に釣られて。まずはじめに言いたいのは、オールカラーだった!最近はこうなん?びっくり。で。江戸の腐女子の日常を描いてるんだけど、BLって言葉が浸透してからポップに腐った私には、衆道という言葉の重みがえぐい。そして、この本を読んだひとみんなが思うと思うけど、「南総里見八犬伝」読みたい。とても、読みたい。2020/10/04
いわし
34
時は江戸、萌えの概念がまだなかった時代に、衆道と呼ばれる男同士の恋愛について熱く語り合う女子たちがいた。主人公サクは八犬伝にハマるも衆道に目覚め、男同士の妄想に夢中になってしまう女の子。そんなサクに感化され、腐っていく、いや咲いていく江戸っ娘たち。腹筋崩壊必死の時代を超えたニヤニヤ腐女子コメディ、ここにあり。ただサクちゃんの総受けで妄想しちゃう素質は将来を心配せずにはいられない。地面が総受けってどうゆうことなの。そしていつの時代も、自分の好きなものを楽しく語れる世の中であって欲しいと願わずにはいられない。2020/06/26
ネムコ
34
読メの会でご紹介頂いた本。私の時代にはすでにフォーマットだ出来てたし、一般出版社も同人に参入するくらい普及していたけど、周りに全くそんな風潮がないところで萌えに走るのは、文字通りのいばら道だったでしょうね。当人たちが大真面目だからこそ笑えるし、応援したくなります。忍びみたいに気配を殺すユキエさんが好みです。2017/06/20
きょん
27
「やっぱり信乃は受けだよね」と思わず漫画に相槌。そして、欲しい物が存在し、購入できる今の自分の幸せをしみじみかみしめました。2015/02/26