内容説明
ある日、チラシに書かれた好条件につられ、町外れの洋館にバイトの面接に向かった怜一。そこに当然のようについてきた先輩と屋敷に入ると、何者かに外側から扉を閉ざされてしまい―原作ゲームの内容を含む、原作者自身によるノベライズ!話題の探索ホラー風セクハラゲーム「黒先輩」のその後の物語。
著者等紹介
饗庭淵[アエバフチ]
1988年生まれ。ゲームクリエイター、イラストレーター。自身のゲーム作品では、ゲームスクリプト、シナリオ、イラストのすべてを一人でこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
5
ゲームの方は未プレイ。不思議系クールビューティ(ストーカー気質有)の先輩に好かれた主人公が、セクハラしながらバイトしたり、セクハラしながらデートしたり、セクハラしながら屋敷探索するお話ですね。よくどちらがセクハラしてるのか解らなくなりますが。薄めですがホラー成分もありますが、結局の所、恋物語と思うので好きな人は凄く好きそうなお話でした。2014/12/07
leo18
3
フリーゲーム原作のノベライズ。ミステリアスな黒髪ロング先輩にセクハラとか最高じゃないか。もうちょっと恥じらいがあればなお良し。思いの外ストーリーも純愛で良かった。主人公の普段とセクハラの時のギャップが凄いw。2015/01/12
alleine05
2
原作ゲーム未プレイ。微妙。セクハラ的サービスエロイベントがメインとしてあって、適当にそれをつないで一本の作品にしているといった感じで、ストーリー性が弱く退屈に感じられて二章以降はとばし読み。もともとセクハラ的サービスエロイベントが美味しい作品ということで手に取ったのだけど、思ったよりも自分の煩悩は強くなかったらしい(笑) ただまあ、自分の好みには合わなかったけど、サービスシーンが豊富なちょっと奇妙な恋愛ものとしてはまあまあ悪くない内容だったと思う。2015/01/31
いもせやま
2
2014年度に驚異の数十万ダウンロードをたたき出したフリーゲームの後日談を中心としたノベライズ版。プレイ時間30分程度ながら、奇妙な世界観とミステリアスな「黒先輩」の魅力を描き、ミステリの皮を被った「セクハラゲー」というよく分からないジャンルを成立させたゲームだが、小説版はそれに主人公の妹未亜を投入することによって、ゲーム版では語られなかった黒屋敷の真実と黒先輩の内面に迫っていく。しかし、「黒屋敷」の怪奇現象の理由は理解したが、「黒先輩」に関しては主人公への恋心の理由など不明な点は多い。2014/12/04
marble
2
フリーゲーム「黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない」のノベライズですがむしろゲームの内容が導入でそれ以降の話がメインという印象です。ゲームのボタン押すと唐突に始まる全力セクハラも好きですがこちらはちゃんと前後の心理描写がされているので背徳感が増します。先輩も色んな一面が見えて可愛いです。同著者のメリクリも好きでしたがこちらも趣きは違いますが楽しめました。2014/12/02