内容説明
元勇者イサギを含む四人の候補からついに魔王が選ばれるその日―不穏な影が迫っていた。地下からは、不死身のS級女勇者!!正面からは、手練の弓士たちが!!はたして戦闘素人の少年たちは魔王城を守りきれるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
珈琲好き
4
リヴァイブストーンが非人間的みたいな空気出してたけど死ぬよりはましだよな。/イサギの過去編で召喚初期に痛めつけられてるの見てるので、慶喜がビビるのも無理はないと感じられてヘイトが溜まらなかった。2016/05/11
t-snow
3
この物語の軸はプレハであり、過去エピソードでグッと締まったなあと感じる第2巻でした。リヴァイブストーンの残酷さえげつなさが鮮烈。2014/12/30
ゆう
2
怒濤の展開を見せた第2巻。イラストレーターさんのあとがきにある通り、攻めてきた勇者&魔術師ペアが軽くトラウマものでした。名前といい、関係性といい…。恐るべきは回復術です。ここまで人の命の重さがのし掛かり、絶望が色濃く感じられるなろう作品も珍しいのではないでしょうか。2016/02/07
takave
2
4人もいるんだから一人くらい別な道に行ってもいいよね、な2巻。やっぱりイサさまの過去バナは胸熱ですわ~。2014/11/30
宮野香卵
1
イサギの過去が壮絶すぎて。私の少ない読書量の中、今まで読んできた異世界召喚もので、ここまで過酷なものはなかったように思います。作者さんがこの話を書いてくださったことに、本当に感謝したい。勇者イサギがいたから生まれてしまった“イサギとプレハ”の存在が、心にどんどん食い込んできました。愁の出した結論も、当然のもの。誰もが作られた人物ではない“生きた人間”である以上、避けられなかった結果だと思います。これから彼がどう物語を掻き乱すのか、楽しみです。こうなったら完結まで意地でもウェブ版は読まない……!2014/12/20