内容説明
王国に潜む裏組織“八本指”最強の戦闘集団“六腕”が動きだした。迎え撃つはラキュース率いるアダマンタイト級冒険者“蒼の薔薇”。騎士たちは国を姫を守るために最前線へと赴く。その決戦の渦中に蠢く謎の大悪魔ヤルダバオト。苛烈な抗争の渦に巻き込まれ、王都が紅蓮の炎に包まれる。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
58
セバスが保護した女はクロマンティーヌに殺された冒険者の姉だった。村で器量が良いと貴族に拉致されオモチャにされた後に奴隷として売られ、暴行をするのが好きな貴族になぶられてゴミのように捨てられそうになったがセバスが保護した。そんな女を八本指はセバスの不在を利用して誘拐。その結果、、ナザリック大墳墓をオーバーロード達を敵に回してしまい、八本指は幹部1人を除いて全滅。さらにナザリックの方でもすれ違いがあり、アインズは冷や汗をかきながら、ナーベは同僚と和気藹々と戦闘をして更なる名声と金を手に入れる。2022/09/04
ぷるっちょ
46
セバスと恋仲になったツァレが、2巻で全滅した【漆黒の剣】のニニャのお姉さんらしいのだが、アインズ様の読んでいる日記では中の良い姉妹として描かれている。・・・ニニャって女の子だったんだ。現在、放送中のアニメでの描写から勝手に男の子だとばっかり思ってました。 (追加)アニメのシーズンⅡで、セバス対六腕の対決シーンが数秒で解説なしで終ったのが悲しかった。地味に好きなシーンだったのだよね。2015/08/15
花揶〓書店員
41
続いて王国内の水面下で動く『八本指』と、その組織を追う王政側や『蒼の薔薇』が中心になり、火花を散らす双方に乗じる様に至高の御方至上主義とばかりにセバスやデミウルゴス、戦闘メイド達の素っ頓狂な暗躍振りが事も無げで、彼等の行動理由に思い当たらず状況を探るアインズとのチグハグさに笑ってしまう。今回は所謂悪魔の策動が要だったが、着々と目的達成への計画が進んでいる気配が窺える。そして読者受けするイビルアイの愛らしさが格別だったにも拘らず、容赦無く死亡フラグが立ち少し残念。故に敢えて感情移入させない描写なのだろうか。2016/03/31
まっさん
37
★★★☆ 今巻は前巻よりはアインズ陣営の話が増えた分(アインズというよりモモン主体の話だけど)そこまで退屈せずに読めたもののやはり階層守護者達やプレアデスの面々の話をもっと見たいという気もする…徐々に建国の地固めをしているアインズだけれどここまで圧倒的な力を有しているならもう少し力押しで進めていっても大丈夫な気もするけど…笑あとはイビルアイの一人ラブコメが読んでいて虚しいまである…笑2019/05/11
とら
37
もう色々と丸山さんには脱帽だなあ。ちゃっかりいつも巻末に載っている「キャラクター紹介」…これのパラメータまで考えてるわけだからね?おそらく設定資料集は半端じゃ無い厚さになっている事だろう。流石にマップが欲しい所でもあるし…それとかも含めて、ファンブック的な?そういうものを作って頂いても全然結構でございます。もう本当に、世界が段々と支配されてきて…今回の戦闘だって、もうただの身内同士でやってる出来レースだからね(笑)まあそれが堪らないのだけれど。そしていい加減に、WEB版の方も読んでみようかなあと言う次第。2014/02/09