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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
東雲
8
借り物。初カネコアツシ。スタイリッシュなイラストと、読むものを時空の狭間に突き落とすようなストーリー展開はデヴィッド・リンチを彷彿とさせる。浦沢直樹、望月峯太郎、初期の松本大洋っぽいような。洗練されているようで泥臭いところもよかったです。2015/04/03
本 読むぞう
7
とうとう終わってしまって残念です、60、70年代を彷彿とする時代の空気感、不条理で不吉なものをはらんだ気配、映画的な構図や、誰にも真似できない独特のセンスやストーリー展開、まったく先が読めない、超一級品のサスペンス漫画です、もっとずっとこの空間にひたっていたかった!2013/10/24
Shin
5
第3巻にして完結。佐田圭司と小宮山喜和子、当初は刑事と容疑者という立場だった二人の存在が変化していく様が、あらゆる闇と謎との関わりを通じて奇妙で独特な世界感で描かれている。ラストシーンの佐田と小宮山の表情が印象的。2014/02/18
もくれんこ
5
小宮山喜和子からの視点での現実から逃げた世界に自分を追う男が現れ続けるというのはリンチのロストハイウェイのようだなあ。結局、佐田は小宮山喜和子に欲情していただけだったのか母親を重ねていたのか。 「僕からは永遠に逃げられないな」 ・・・何それプロポーズ?! そういえば佐田の狂気…狂気の沙汰ってことか。2013/10/27
みみ
4
時代は60年代。。観光地で起きたバラバラ殺人事件。。犯人を捜す佐田巡査。。彼には過去に別件のバラバラ殺人事件の容疑者小宮山喜和子(不倫相手を殺害)を2回逃してる失態をしている。。警察内部の陰謀から逃げ、、女を追い続ける男。。。2人の行方は。。と、、狂った世界に突入してました。。2016/08/27