内容説明
大富豪オドウダより、一台の盗難車の捜索を依頼された私立探偵カーヴァー。単純かと思われた仕事は、政権をも揺るがす秘密、そして度重なる生命の危険をはらんでいた…。彼が握る秘密を巡り展開される、三つ巴の抗争！スパイ小説に定評のあるカニングが描く、ハードボイルドの香り漂う冒険小説の好編。
著者等紹介
カニング，ヴィクター［カニング，ヴィクター］［Ｃａｎｎｉｎｇ，Ｖｉｃｔｏｒ］
１９１１～８６。イングランド・デボン州生まれ。別名アラン・ゴールド。少佐として英国砲兵部隊に従軍した後、執筆活動を開始する。世界各国を舞台にしたスパイ小説を始め、私立探偵レックス・カーヴァー・シリーズなど、五十冊以上の作品を発表。１９７２年、『階段』でＣＷＡシルヴァー・ダガー賞を受賞、アルフレッド・ヒッチコックの遺作『ファミリー・プロット』（７６、米）として映画化された。その他、サミュエル・フラー監督の代表作『ザ・シャーク』（６９、米＝メキシコ）にも原作を提供している
水野恵［ミズノメグミ］
北海道武蔵女子短期大学卒。インターカレッジ札幌で翻訳を学ぶ。札幌市在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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finewave
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☆☆☆☆2015/06/17
senyora
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論創海外ミステリ・シリーズ２冊目。面白かったけど、ちょっと飛ばして読んだところも。フランス人って食べ物とか、”うんちく”を語るのが好きな人が多いみたい。表題の意味は最後に分る。少し悪趣味なんでは。。。。2011/11/10
三門 優祐
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思いのほか面白かった。皮肉屋ながらも典型的なヒーローと、魅力的なキャラクターが織り成す軽冒険小説。2009/01/14
