ファミ通文庫<br> 壱級天災の極めて不本意な名推理〈1〉

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ファミ通文庫
壱級天災の極めて不本意な名推理〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784047290976
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

自称名探偵・壱級天災が奇妙な悪魔と結ばされた契約は、七重島中にばら撒かれた、死を生む“刻印の呪い”を回収するというものだった!方法は悪魔との推理対決。舞台は未来の事件が具現化する異空間“惨劇の未来”、つまりどんな名推理も喝采されない極めて不本意な勝負。「さあ、お嬢さん、我輩といざ尋常に勝負ぅぅぅ!」「断る」―だが直後、天災は付き人・ダルクの頬に刻まれた“呪い”を発見する!!『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』スピンオフ登場!!

著者等紹介

鳳乃一真[オオトリノカズマ]
第13回えんため大賞において『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』で大賞を受賞。同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

θ(シータ)

27
「気が変わった、勝負してやろう。そして完膚なきまでに貴様を叩きのめしてやる」『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』のスピンオフ作品。ついに天災が主人公!自分は龍ヶ嬢のキャラクターの中で天災が一番好きだからこれはすごく嬉しかった!!!表紙ではなぜか天災がお姉さんっぽいので数年後の話かな?と思ったけどそうではなく現在進行形で話は進んでいったね。天災は個性的なキャラだけど今巻では悪魔のバアル、ストーカーの妃凛などの一癖二癖あるキャラが出てきてさらにいい。これからの天災の推理ショーに大注目です!!星4つ【⭐️⭐️⭐️⭐️】

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20
これは素晴らしいスピンオフですね!むしろこっちをメインにして欲しいくらいに良かったです。本編と違い登場人物が少なく、作品の構成も全体でバランスが取れていてスッキリしていてとても読みやすかったです。天災とダルクのバランスも非常に良かったと思います。あと個人的にですが、今の天災のビジュアルのほうが好きなので、惨劇の未来の舞台でもそのままが良かったです。これからが楽しみなシリーズになったので次巻を楽しみに待ちたいと思います。2014/01/07

まりも

18
本編よりもこっちの方が完成度高いな。登場人物それぞれが物語の中でちゃんと役割を持っているからかすごくわかりやすいし面白かったですね。ミステリー要素は薄めだが天災というキャラクターをメインにした謎解きゲームとしてなら十分楽しめる内容だったかな。物語の方向性もちゃんと見えているし本編よりもこっちの方が先が気になりますね。それにしてもストーキングが趣味の美人先輩とかこの作品に出てくるキャラはだいたいぶっ飛んでるけど一番ぶっ飛んでるな笑 2014/01/16

Yobata

18
『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』の名探偵・壱級天災が主役のスピンオフ作品。七重島で名探偵として活躍しようとして事件に絡もうとするもよく不審者として捕まっていた壱級天災。島のトップの一鶴春秋の力で警察から出てくるも罰として倉庫の整理をさせられることに。そこで発見した本の形をした「七々々コレクション」に触れ、出現した悪魔と契約してしまう天災。それは未来に起こりうるだろう事件の解決という推理対決だった。名探偵として目立たないと不本意すぎる勝負に乗り気じゃない天災だが、最初に呪いをかけられたのはダルク…?ダルクが→2013/10/08

あなほりふくろう

16
カバーの綺麗なお姉さんは天災ちゃんのお姉さんかどなたかですか(すっとぼけ) 停滞気味な本編への不満を抜きにしても、これはいいスピンオフ。まず天災というキャラがありきの推理ゲームではあるのだけど、天災ちゃんとダルクを中心に人間関係はシンプル、話の方向性も明快で中々にテンポがいい。新キャラの伏見研の面々も相当に濃い人達だが、それ以上にダルクのモテっぷり(総受けともいう)と天災ちゃんに見せる健気で一途な態度、そして天災ちゃんがちらり見せるダルクへのやきもちが可愛すぎた。いっそダルクがメインヒロインだった。2013/09/16

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