内容説明
『お庭番』として活躍する蒼司朗の元へ突然の来客が。それは幼い頃の蒼司朗をよく知る、巌手の若様・安部孝信だった!「頑張ってる姿を見にきた」と行く先々で兄のような存在の孝信に見守られ、妙に恥ずかしい蒼司朗。しかも、あまり構ってもらえないピヨ四神はご機嫌斜めだ。そんなとき、孝信が「一緒に巌手に帰ろう」と言いだして…!?少年の運命が花開く、お庭番シリーズ第十五弾。
著者等紹介
流星香[ナガレセイカ]
大阪生まれ大阪育ちの、大阪在住大阪人。戦国時代ファンタジーでデビュー。ファンタジー作家として、これまでに多数の著作を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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梅みかん
12
磐手にも蒼司朗の帰る場所があった。 最後に孝信様のお見送りができてよかった。こういう時は篠原の遠慮のなさ、率直さが活きる。焼き餅をやく四神様の可愛いさは格別。2022/07/12
梅みかん
4
信孝様、いいキャラしてる。蒼司朗は磐手に戻ることはないけれど、それでも帰っておいでと言ってくれる人がいることは心強い。2017/05/30
アクセプター
3
厳手圏の若様登場。陰陽師で、医者で、蒼司朗が甘えられる相手、美味しい美味しすぎる役どころ。ピヨ四神の焼餅で、蒼司朗も好かれている自信が持てたろうし、清志朗の成長も促せた感じ。今回グリフィンは可愛くは描かれなかったのが残念2013/09/22
さぁちぃ(積読本消化中…)
3
巌手の若様が登場。ピヨ四神や清ちゃんもやきもち焼いて可愛かった、それに気付かない蒼司朗は鈍い。話の方は少しずつ進んでるかな、今までは日常がメインだったけど石の卵の黒幕まだ分かってないし、前回バジリコックで今度はグリフィン、次はなんだろ。2013/08/16
梅みかん
2
いつも頑張りすぎるくらい頑張ってる蒼司朗にも、遠く離れても待っていてくれて甘えられる人がいてほっとした。焼き餅やいてるピヨ四神様は、可愛かった♪2016/02/02