ビーズログ文庫<br> 革命は恋のはじまり―つながる想いと開ける未来

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ビーズログ文庫
革命は恋のはじまり―つながる想いと開ける未来

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784047290778
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

教員採用試験、最後となる実地研修先が割り当てられた。ところが、なぜかナクシュデルだけ、首都から外れた辺境の村に派遣される。明らかな作為だとリュステムは怒りを露わにするが、ナクシュデルはそれを受け止め、ひとり研修へと赴くことに。彼の周囲に認められたい―ナクシュデルのひたむきな想いを感じ、リュステムもまた、ある決意を固め…!?どん底から始まった革命ラブ、最終巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蝶よ花You

50
「頑張っている姿は、誰かがきっと見ていてくれるから」。そんな言葉を送るに足る主人公。彼女の行く末を最後まで見届けたい。そして、これだけの行動と言葉を見せてくれる彼女に相応しい結末を作者さんは書いて下さるはず!という願望とも懇願ともつかない想いで読んできましたが、最後まで彼女に相応しい、納得のゆく物語の結末でした。作品として、作品の一部である主人公として良い、というだけでなく、一人の女性として賞賛と祝福の拍手を贈りたい人物。そして、そんな賞賛に値する人物として主人公を育てあげた作者さんに脱帽。至極満足な作品2015/11/22

梅みかん

12
今まで後宮出身、元貧民ということで、色眼鏡で見られることの多かったナクシュデルの頑張りが認められる。喧嘩したりもする二人だけど、その喧嘩もお互い相手を思いやったり、きちんと考えて譲れないものがあったりでとても好感がもてる。最後はリュステムの周囲にも認められて教師にもなれて、ハッピーエンド。 アイハンとイドリースとか、レオンティウスとパキーゼとか脇役達の今後も読んでみたかった。2020/01/24

幸音

12
シリーズ最終巻。ナクシュデルだけ研修先が辺境の地に。どちらの意見も正しいけどリュステムと気まずくなってしまってもどかしい思いで読んでいた。でも見送りや会いに来たシーンを読むとほっとした。リュステムが恋愛面で成長してることを実感した最終巻だった。ナクシュデルが先生として奮闘する様子を色んな人に認められていく様子が良かった。ただ、あの人の正体には驚いたけれどwレオンティウスの一途すぎる想いに胸を締め付けられた。教員として頑張っていくナクシュデルや、レオンティウスとフラグが立った彼女とのその後を読みたかったな。2014/07/06

ゆり

10
いいラストでした。確かに小田菜摘さん作品の中ではキャラがとても立っているお話だったなと思いました。それがうまい具合にいってる。ナクシュデルもリュステムも真面目な努力家で最後まで共感して応援して読めました。ラブラブも個人的にはこれくらいが一番好き(笑)。リュステムが最初にくらべると情熱的でびっくりです。フラグが立ってる人たちのその後のお話とても読みたいです。レオンティウスさんの例のシーンは切なかった。教師として頑張りを認められていく過程が良かったなあ。2014/03/26

有珠

8
おもしろかったです。今まで小田先生はあまり恋愛に重きを置かれないイメージだったのですが、ナクシュデルとリュステムとレオンティウスの恋、とってもよかったです。特にレオンティウスのさようならが切なくて切なくて。ナクシュデルが大切であることが丁寧に描かれていたので余計に辛かったです。それ以上にナクシュデルとリュステムが思い合っているのがわかるので納得の結果ではあるのですが。お互いに譲れない二人にどきどきしたりもしましたが、幸せな結末でよかったです。お幸せに!!2015/05/06

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