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内容説明
船団都市ガルガンティアに身を寄せることになった、人類銀河同盟の少年兵レド。ここでは自ら考え仕事をし、お金を使い、祭を楽しむ。天敵・ヒディアーズ殱滅のためだけに生まれ育った彼にとって、地球での暮らしは何もかもが未知の経験。レドは宇宙への帰還を切望しながらも、この生活に喜びを感じ始めていた。だがサルベージ業を手伝い海に潜ったレドの前に、宇宙生物であるはずのヒディアーズが現れて―!人気アニメ公式ノベライズ第2弾!
著者等紹介
谷村大四郎[タニムラダイシロウ]
シナリオライター。Production I.G所属を経て、フリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
14
仕事探しや祭りを楽しむなどガルガンティアでの生活に馴染んできたレド。サルベージの仕事で海に潜ったところ、ヒディアーズに似たクジライカと遭遇し、地球に生きるものの禁忌をおかしてしまう本巻。アニメ4〜8話の内容となっている。クジライカとの遭遇によって兵士として血が蘇ってしまうレド。そこにはエイミーとベベルへの想いがあり、エイミーもまたレドを愛おしく想っている。エイミーは始まっていないと思いながらも無意識に始まっていた二人の世界に涙ぐんでしまった。別離によって動き出した歯車はどこへと誘うのか。次巻が楽しみです。2020/03/09
にぃと
11
ロボットアニメかと思ってたら就活アニメだった。そんな部分を収録の第2巻。物語には大して影響のない焼き肉回が個人的にはすごく好き。 後半ではクジライカ=ヒディアーズと遭遇し、再び兵士としての使命を遂行すべく行動するレド。エイミーや船団を思っているからこそのすれ違いが痛々しい。前半との落差によるギャップが尋常じゃない。 次巻で完結。つくづくアニメ1クールだったのが悔やまれる。2021/09/03
彼方
5
船団都市ガルガンティアに身を寄せることになったレド。何もかも未知の経験に戸惑いつつも馴染んでゆくレドの前に、宇宙生物のはずのヒディアーズが現れる…! 第2巻はアニメ版4~8話までを収録。打ち解けはじめたレドの前にまたも立ちはだかる文化の違い、ただ銀河連盟の兵士として戻っただけでなく船団の常識を考えてなお、戦いに赴くレドの決意がなんとも切ない…。エイミーの繋ぎとめたいという想いや弟と思えるベベルとの会話で揺れる感情、割れる船団と舞台も動き始め、増していくドラマ性に引き込まれてゆきますね…。次巻も期待です。2020/01/16
朝夜
4
今巻は随分と詰め込んだなぁ…読了。最終回とOPラストの海に沈んだチェインバーを見た後だと所々で泣けますね。チェインバーの朝の挨拶?が個人的にかなり好きです。 キャラの心理描写があるとアニメで見たときとは違う印象を受ける箇所もありかなり楽しんで読めました。祭で初めてお金を使うレド君が超可愛い(オチツケ2013/07/02
まるこ
2
とても面白かったです。レドがガルガンティアで仕事を探す奮闘ぶりが面白かったし、エイミーとの距離が縮まっていく様子も良かったし、べべルとの会話も印象的でした。少しずつ“人間味”を出せるようになってきたレドが微笑ましくアニメもこの辺りは安心して観てました。そんな楽しい日常から一変。レドがガルカンティアを離れる事になるまでが2巻に収めされています。次で完結。小説を読むとアニメももう一度観たくなる。2013/10/28