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内容説明
アーマッド南部の大都市、ロマリックを訪問することになったヴァレリア。“神巫”の行幸という形式ゆえに、同行するのはごく少数の護衛と侍女に限られることを懸念したディーは、ルキウスに頼みティアルを一行に加える。アーマッドに併合されたという歴史のため、独立の気運が強いロマリック住民の視察、慰撫を目的として現地を訪れた一行だが、ロマリックと裏で通じるビゲロウの者たちの罠が、彼らを陥れようと待ち構えていた…!緊迫の第6巻登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
40
神巫の行幸として南部の大都市、ロマリックを訪問することになったヴァレリアたち。かつて併合された土地ということで辺境伯の動向もどこか怪しい中、今回も極秘任務を遂行しようとするディーと、それに気づいてついていくヴァレリアというありがちな展開。新登場のファティフはオカマキャラっぽい感じでしたが、刹那的な性格からか政治的な配慮のない行動に出て、万全でないヴァレリアを逃すべく動いたディーが窮地に陥ってしまいましたね。彼らの背後関係も気になるところですが、絶体絶命のピンチをどう切り抜けるのか、次巻に期待ということで。2014/10/14
しぇん
22
おかまで快楽殺人鬼そのくせ無茶苦茶強いという今までで最大に気持ち悪い敵が登場してますね(何故に表紙まで)。絶体絶命のピンチで続いていて次が気に鳴り捲りますね。読み貯めといて良かったという言い訳しつつ次を速攻読もうというくらい面白かったです。嬉野先生の作品だけあって、この物語、神巫の華やかさなども魅力の一つですが、世界の神話からの歴史、国との抗争の歴史とかまで凄く丁寧に書き込まれているのが魅力です。次個人的に一押しのはカリン様が活躍するというのも期待に拍車がかかったり2013/11/04
ナカショー
19
アーマッド南部の大都市、ロマリックを訪問する事になったヴァレリア達が、ロマリックと裏で通じているビゲロウの罠に陥れられるという話。ファティフはとりあえず凄く斬新なキャラでした…(遠い目)最初女性だと思っていたのにオカマだったとは…スッカリ騙されてしまいました。ヴァレリアの今までにないピンチにディーが弱気を見せたのは新鮮でしたね。次巻も楽しみです。2015/09/09
sskitto0504
16
続くのか…今回はのんびり進んでるなぁと思ったら後半は怒涛の展開でしたね。ディミタールは魔法使えなくなってるし、ガチャピンクは頼りないし、知事はよくわからんし!次の巻を早く買わなくては!2014/04/26
とかげのしっぽ
15
★★★★☆巻を行く毎につれて面白くなっている気がする。ファンタジーものとして王道を歩んでる作品になるのでしょうか?ヴァレリアたちはロマリックという、かつてアーマッドに吸収された街を訪れる。そこには頼りない知事やら、わがままそうな娘やらがいるのですが、その裏では不穏な雰囲気が・・・。その裏側から狙われることになったヴァレリア達だが後半ではかなりのピンチに陥る!次巻に期待です!表紙にもなっている新キャラですが、まさかのオカマとはっ!?しかも結構強いし!2014/11/13