内容説明
あらゆる数学用語があらゆる日常生活に置き換わっていく、前代未聞の体感型数学雑学本!!驚くほど身近な“体感エピソード”で数学の本質がわかってしまう!
目次
1 体感してみよう!(素数;無理数;乱数;四元数;キス数;微分積分;二次方程式;三角関数;対数関数;デルタ関数;ベータ関数;テイラー関数;フィボナッチ関数;固有値;極座標;ラグランジアン;群論;トポロジー)
2 もしも○○だったら…(ラジアン;因数分解;階乗;行列;無限;力学的相似;数学的帰納法;一次変換;虚数;陰関数;波動関数;ガウス分布)
著者等紹介
竹内薫[タケウチカオル]
サイエンス作家。1960年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科、同理学部物理学科卒。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、Ph.D.)。科学コミュニケーターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
62
逆効果では?却って分かりにくいと思う。理屈なんだから奇を衒う必要はない。2015/10/17
Take@磨穿鉄靴
36
放送大学の単位認定試験が終わったのでホッとひと息の読書。あらゐけいいちのイラストに癒される。まだ未学の内容も多かったけど難しい内容を何とか分かりやすい内容でイメージ出来るように提示してくれていた。今はまだ数Ⅱの三角関数の2倍角(半角)の公式あたりまで。これを読んでも何も解けるようにはならないけど事前のイメージ作りには良い。★★★☆☆2022/01/16
犬こ
23
日常生活を数学的考えに置き換えてみたら?という発想で書かれたコラム。三角関数などすっかり忘れ、何が何だかわからないけれど(^^;)、そんな私でも、あ~なんとなくなるほど!そういう思考方法もあるんだと読み物として面白かったです。数学が苦手になる中学生から、こういうのを取り入れてあげたらな。2015/02/24
那由多
17
日常生活を数学で体感する。「カップラーメンができる3分の間に、電話をしながら洗濯物をたたむ。そのいろんなことをやった3分間=無理数」って言われると、なんとなく解った気がしてくる。素数、因数分解のような「はいはい、ありましたね」みたいな初歩的なものから、テイラー展開、デルタ関数、フィボナッチ数列などの「名前しか記憶にございません。習いましたかね?」というものまで。定理や公式、関数に纏わるトリビアが面白かった。私が天才的に数学が得意だったら、リーマン予想を証明して100万ドルを手に入れたのに!!2019/08/12
びすけっと
17
2013年6月刊。タイトル借り出し本。サイエンスライターである著者がめざしたところはとても嬉しい事ですが、はっきり言って体感不能でした。それぞれのなんたるかをもっと知らないとたとえの体感がぴんとこないような気がしました。あらゐけいいちの絵があっただけ何となく読み通せましたが・・・力不足を思いっきり感じた本でした。2015/09/27