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内容説明
白崎つぐみにより、筧京太郎の日常は一変した。一人だけだった図書部の部室には、常に仲間が集い、小さな悩みごとが持ちこまれてくる。いつしか図書部は、汐美学園の生徒から頼りにされる存在になっていた。そして、「学園を、もっともっと楽しくする」ため、ミナフェス開催へと動きはじめる。その一方で、ついに“羊飼い”の正体を突き止めた京太郎は、自分の力にまつわる真実を知る―。オーガストの人気作『大図書館の羊飼い』本編小説第２弾。
著者等紹介
田尾典丈［タオノリタケ］
第１０回えんため大賞優秀賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柏葉
5
原作ゲームのプレイを本気で考えるくらい楽しかった！どこか一癖あり、重いものを抱えていそうなキャラクター達が○。ヒロイン白崎はよい子です。上がり症で一生懸命で楽しめることを考えていて、どこか人をその気にさせる魅力をもつ。ミナフェスを成功させるまでの過程も本番もその後もみんな楽しい。図書部のメンバーがそれぞれ性格が違くてわくわくする。あとがきを読み、3巻も考えられていると分かったのは嬉しい誤算だった。てっきり終わりだと思ったよ！続きも大人しく待ちます。楽しみを増やしてくれた一冊でした。是非続きを！2013/07/29
王蠱
4
ミナフェス開催と羊飼いの真実。コミカライズ版で読んだ時以上に「羊飼い」という存在の在り方がどうも危ういというか「自分なら絶対になりたくない」感が強く出てた。自分より他人を、ひいては世界全体を幸せにするという大目的は立派だと思うが「力がある奴は世の中に奉仕しなきゃならねぇってんなら、そんなの奴隷と同じ」という某黒き英雄の言葉がどうにも頭をよぎる。ことごとく忘れ去られ、どこまでも自分より他人を優先してまで世界を幸せにしたいものかねぇ・・・2014/08/02
藤崎
4
本編ノベライズ第２弾。１巻は概ねゲームそのままでしたが、今回はオリジナル展開も増えてる印象・・・というか、アプリオ料理長の妹ってあの人ですよね、とか。作者さんがゲームをちゃんとやり込んで構築しているのが伝わってくるような、安定したノベライズになっていると思います。次回からはオリジナルルートに入るみたいですが、そのあたりも安心して期待できるかと2013/05/04
はつかねずみ
3
ミナフェス終了まで。 ところどころ「こんな展開あったっけ？」と思いながら読んでいたけど、オリジナル展開に入っていくとのことで納得。 元の通りなら流れ的にはつぐみルート入りしそうな感じだけど、どう変化をつけていくのか楽しみにしたい。 まさかの羊飼いエンドくるか？2013/05/02
葛野桂馬＠時津風＠ハスター
2
所々オリジナルが混ざる。次から本格的にオリジナル展開らしいが。今回一番笑ったのは天保山。wikipediaで調べたら吹いたｗ2013/08/31
