KCG文庫<br> SatanDay Night

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KCG文庫
SatanDay Night

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  • サイズ 文庫判/ページ数 346p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784047285606
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

世の中から嫌われて育った魔導師クロンは、世界征服のために異世界から魔王を召喚した。しかしそこに現れたのは一糸纒わぬ姿の美少女セイ=アラキスだった。少女は世界征服どころか「正義の味方になろう」と言いだして…。電子書籍サイトE★エブリスタにて読者から絶大な支持を得たファンタジーノベルがついに待望の書籍化。世界を変える、魔法ファンタジー。

著者等紹介

らきるち[ラキルチ]
秋田在住。1985年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

歩月るな

12
元をたどればモバゲー小説の中でも輝かしい一作。つまりウェブ小説(エブリスタ)の書籍化作品。とは言え、もう五年も前の本になってしまうのか。などと思いつつ爽やかに読了。いよいよ物語が始まったと言う感じで、事件が起こるまでは穏やかな日常も描かれるのだが、事が起これば疾走感が駆け抜けていく。これぞライトノベルと言う展開と、アットホームな魔王様とのひと時に微笑ましくなれる一冊。書籍では辺境の小さな事件として完結しているものの、広がりは感じさせる仕上がりとなっている。辺境の小さな事件だからこその物語展開は実に理想的。2018/02/15

ささきち

6
魔王なのに戦隊物やヒーローになろうとするのは面白い。読んでて思ったのが魔法使いについてはもう少し教えて欲しかったなクロンの立ち位置がよくわからない本当に3流なのかこれが平均なのかがね、キャラがどれもいいね特にハルが個人的に一番好きだわ。続編期待しているけどあとがきを見ると無いのかな?ただweb版が存在するようだからまだあるようなら読もうと思う。2017/02/27

光心

6
なんやかんやで面白かったと思う。文体に慣れるまで大変だったけど、慣れれば普通に読めるし、面白かった。 主人公のクロンが恨みを抱いているわりには、改心するのが早くてちょっと驚いた。魔王を召喚したのも、なんというかノリとか勢いとかだったと思う程に実は良いやつだったわけだ。そんなやつが召喚する魔王が優しくないわけないわけで……。 個人的には、双子が好きかな。あの感じは他の作品にはないキャラ付だったと思う。次巻が出るかは不明だが、この作品はここで完結しても十分問題ないだろうなぁ。2016/11/30

ささきち

5
魔王なのに戦隊物やヒーローになろうとするのは面白い。読んでて思ったのが魔法使いについてはもう少し教えて欲しかったなクロンの立ち位置がよくわからない本当に3流なのかこれが平均なのかがね、キャラがどれもいいね特にハルが個人的に一番好きだわ。続編期待しているけどあとがきを見ると無いのかな?ただweb版が存在するようだからまだあるようなら読もうと思う。2013/01/26

hokke

5
モバゲーの時から読んでいて、待望の書籍化ということで買いました。世界観、キャラの設定などがかなり考え込まれていて、何回も読み返してしまう作品です。ただ書籍のほうは良くも悪くもライトノベルぽくなってしまいました。WEB版の時は終盤の魔獣との戦いより双子との戦いのほうが盛り上がってしまいそれを何とかしようとしたのだと思いますが、それにより主人公のキャラが少しわかりにくくなってしまいそこが少し残念でした。大好きな作品なので続きも書籍化されることを期待しています。2013/01/05

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