内容説明
望威により引き起こされた、帝都の長雨。事件解決に尽力した蒼司朗は清志朗、望威と共に帝都大学附属病院に入院することになるが、その日の夜、不思議な夢を見る。前任のお庭番との出会い、砂をかきわけ必死に何かを探す望威―添い寝するピヨ四神の力で『過去』を垣間見た蒼司朗は、改めて望威に『緑の石』を欲する理由を問いただし…?少年の運命が花開く、お庭番シリーズ・第十三弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いお
6
試し読みで、冒頭の蒼司朗の過去が可愛かったので購入。苦手かなぁ~と思ってた望威の過去はシリアスで、少し歩み寄れそう。(何に!??)巻の前半は病院でしっかり休み、後半はいよいよ春体祭。リレーの如く駆け足だったけど、うん、若様よかったね!出来れば、もう少し丁寧に書いてほしかった。そして、若様ファンとしては、柳生真純が撮った写真を見てみたい。2015/07/09
梅みかん
4
四神様の優しい心配りで望威の抱える事情を知り、前のお庭番との出会いなど過去を夢で見た蒼司朗。望威問題もこれで一段落かな。後半は若様と体育祭の話。今回は本当にいろんな人の優しさを感じる話だった。2017/05/27
アクセプター
3
再読しました。前任の苅谷様って予知能力まであったのかな?かなり優秀だったらしいけど・・・名前が出てきたところで、若様を護っての殉職の話とか、遺された家族の話っていつ頃出てくるんだろう?表題の春体祭はあまりにもさらっと流された感があるんですが・・・2013/09/22
ユイ
2
人間兵器・再び。望威は全く心配してませんが、写真館の人は大丈夫なんでしょうか。2015/01/15
ほずみずほ
2
可愛い蒼司郎の過去に比べ望威の過去が壮絶だった。3人乗せて来たオラオラがすごいです。濃いエピソードが最初の短編で来てしまったためか、後半の春体祭のお話が薄〜い感じに(笑)若様3秒ルールは笑った。2013/08/28
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