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内容説明
次なる指令を待つ祐吾とせせりの前に、せせりの先輩の時軸修復士、守屋るりが現れた(なぜか猫の姿で)。彼女がもたらすのはTV出演など相変わらず人類滅亡と無関係そうな指令ばかり…と思いきや「大物芸能人の暗殺」!?さらにクアトロAはゴシップ記事で解散の危機に陥り、せせりは記憶が度々途切れる事態に直面。それらの背後には、時間遡行をめぐる恐るべき「計画」が存在していた!?時代を越え運命を越えるボーイ・ミーツ・ガールズ完結編。
著者等紹介
佐々原史緒[ササハラシオ]
東京都世田谷区出身。広告代理店勤務中、ふとしたことから二人三脚漫画家の原作担当としてデビュー。2001年、単独名義にて小説文庫本を初上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュエパイ
9
最初から、お別れの時が近いことを知りながら。小さな小さな蝶のはばたきを、世界を守るための精一杯を、駆け抜けてきた物語でした。あぁ、叶うことなら、もう一巻くらい使って、丹念に小さな羽ばたきを積み重ねる様子を観たかったですが・・・作者さんかなり危ない状態にあったとは(Тωヽ) 無事に体力も回復されて、まだまだずっと、楽しい物語を書いてほしいのですよ・・・?2012/12/29
1_k
5
しばらくぶりの続巻とおもったら、衝撃の打ち切り展開。折角色々設定やネタ仕込んでたみたいなのに。勿体ない。どんな仕事でも、やはり身体が資本やで。2013/01/08
F.key
4
完結。えらく急ぎ足だなと思ってたら作者さんの体調の関係、しかも結構ヤバめの状態だったなら仕方なしか。ラストの展開はちょっとクるものがあっただけに惜しいけど。あとがきでも書かれてたように、サブヒロインズの話も読んでみたかったかな。ともあれちゃんと締められたのはよかった。しっかり回復してまた楽しい物語を読ませていただきたいです。2013/01/07
マッキー
4
いろいろ仕込んであって、人間関係もうまく作られており、大変面白いお話になるはずだったことがよくわかりました。もちろん、本作自体も、詰め込んだおかげでスピード感があって面白かったとおもいます。ただ、これだけつらい設定を主人公たちに背負わせたのだから、別れのシーンまでにもうちょっと情感のある描写があってもいいかなと思いました。まあ、いろいろ事情があったみたいだし、今回は仕方ないか。暴風ファイトガールズの続刊もまだだし。次を楽しみにしてます!2013/01/06
火烏
4
いろいろ気の毒です。おもいきりファンタジーが読みたいです。2013/01/01