内容説明
次期女王として初の外交(という名の従姉の結婚式)に出ることになったレティは、デュークを連れてイルストラ国へ。しかし護衛の騎士達が次々と腹痛に倒れ、やむなく応援を呼んだレティの前に現れたのは、“国境将軍”と名高い副騎士団長クレイグだった!彼とレティの父・現国王との間には、深い因縁がある。だがレティは、彼を同行させると言い出し!?最強女王伝説、花嫁にもなる第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
35
しぶくて、どこかストイックなおじさま(クレイグ)と愛人設定で銀狼公を煙に巻く~楽しかったです。今回は正統的アプローチで騎士叙任へ、次期女王としてのレティの手腕に惚れ惚れします(笑)。兄弟たちはあまり出なかったけれど、小さい頃の夢がナイツオブラウンドなら、みんななるといいよ~(笑)。2012/09/26
まりもん
25
今回は外交の為兄王子が登場しないのがちょっと寂しい。かわりにレティが2人目にと狙っていたクレイグが登場。レティを王の器があると認めていく過程が良いなぁ、そのぶんデュークの出番が減ってしまった。2013/01/25
秋製
24
今回は、レティが時期女王として初めての外交(従姉妹の結婚式に出席)を任された。想像もしなかった騒動に否応なしに巻き込まれ、恨みを買っても滴と見定めた相手の策に踊らされる訳にもいかず、新たに女王としての覚悟とともに策を練りそれを実行。その結果、二人目の騎士も無事にゲットする。それで話が終わると思ったら、次巻に続く緊張をはらんだ終わり方が待っていた。2013/11/23
はなりん
24
レティの頭の良さ、潔さ、行動力に惚れ惚れするねぇ~。王の器ですね!今回は騎士第2席のクレイグ獲得がメインだったので、デュークの出番が少なかったのが残念・・・。デュークがレティの髪を結うシーンは微ラブな感じで好きです~。新しく騎士になったクレイグも渋くてすごく安心感のあるキャラです。続きが楽しみ!2013/03/08
mayuri(Toli)
24
面白かった! この本は作者様のデビューシリーズですが、巻を重ねるごとに成長して、面白く読みやすくなっています。今までの3冊ではこの話が一番面白いように思いました。たとえ贔屓キャラのグイード殿下が空気でも。今まで世界観の狭さがちょっと気になっていましたが、外交によって一気に世界が広がりましたね。レティの夢も、デュークの夢も、クレイグの夢もお兄様方の夢も、とっても良かった。レティとデュークとの信頼関係も良かった。続きも読まねば。 2013/01/18