ファミ通文庫 うさぎロボ〈２〉幽霊少女と俺たちの秘密探索記

佐藤 了【著】

エンターブレイン（2012/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 296p／高さ 15cm
• 商品コード 9784047282117
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

ＵＦＯ騒動の三日後。少女の幽霊が出るという噂に興奮ＭＡＸの美琴の号令で俺たちは深夜に待ち伏せするハメになったのだが―げっ、本当にいた！しかも沙織先輩が「どうしたの泉美？」って知り合い！？「あたし死んじゃったの？」自覚なしかいっ！ともかく先輩の親友だった泉美は、カリンの兄に託された手紙を思い出す。そこに記された暗号が示すのは秘宝の在り処！？かくして再びＵＦＯ研究会の無謀すぎる探求が始まる。空想暴走冒険譚第二弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ken]

割りと淡々と話しが進んでいった感じがしました。前の巻ほど超展開はなくて、普通に謎解きが進んで・・・みたいな。まあ、先輩の百合展開には驚かされましたけど。結局、謎の根幹の部分は分からずじまいで最終巻に持ち越しで、この巻はその下地作りで終始したみたいですね。そのせいかラブ分が少なめでした。嫉妬分が多少多めで、そこでラブコメとしては釣り合いが取れていたかなー、と。最終巻手前にして敵に「国」とか出てきちゃって、最後どうまとめるのか不安ですが最終巻を読むのを心待ちにしたいです。

2013/03/07

[無銘]

相変わらず話が予想外の方向に転がる冒険とラブコメ2巻目。仕掛け満載の洞窟探索とかは実にロマンだが、端から見てると無茶するなぁと思うことしきり。これが若さか。先輩の婚約者関連の話は無駄に重くて後味の悪い結末、とちょっと沈んだ気分でいたものの、その先輩のラストの告白のインパクトに吹き飛ばされた。ハーレム気味かと思ってたら実はまともに主人公を好きなのって凛だけなんじゃ？ そんな彼女が決意を固めたようなので次回の進展に期待。

2012/10/29

[栗村弘]

今回の一件で主人公がもしかしたらって伏線が出てきましたが、どうなんだろう。そのままって事はちょっと考えづらい気もするけど、兄だと慕ってくるのが全然違うというのもない気がするよね。あと、ここまでは出番が薄いけど、本当の妹の方はどうなんだろうね、姫さまなのかどうか。そもそも、その場合の敵の姿とかまだなんとも言えないのに、どうまとめてくるのかなあ。しかし、先輩はそういう趣味だったとは読めませんでした。いや、途中でさすがに気がついたけど、一巻のラストがあんなだったしねえ。とりあえず、凛頑張れ。

2012/08/20

[beal150]

次巻で凛が告白かな。おわりそうな気配だけど長さは大丈夫だろうか

2012/08/15

[たつぼん]

凛が報われて欲しい。そんだけ

2012/08/05