内容説明
雨が降り続く春の帝都。二年生になった蒼司朗は『お庭番』として不審者を撃退したり、おかしな後輩・望威に追い掛け回されたりと、相変わらずの毎日だ。ところが、帝都の雨はなかなか降りやまない。疑念を感じた小此木神官長は帝都城下を調査させ、これは人為的な降雨ではないかと疑いを持つ。こんなことができるのは、“彼”しかいない―!?少年の運命が花開く、お庭番シリーズ・第十二弾。
著者等紹介
流星香[ナガレセイカ]
大阪生まれ。戦国時代ファンタジーでデビュー。ファンタジー作家として、これまでに多数の著作を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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梅みかん
11
望威は蒼司朗のコンプレックスを刺激する存在なのか。望威にも事情があるんだけろうけど、それを知らない蒼司朗からしたら、なんでって憤る気持ちもわかる。2022/06/06
梅みかん
4
望威の存在感が半端ない。望威の抱える事情がわからないことには、このすれ違いは解消されない。早く続きが読みたい。2017/05/24
梅みかん
3
蒼司朗と望威激突。生まれ育った国も違えば、常識も違う。望威が緑の石を欲する理由がついに次巻ではわかるかな。2016/01/29
ユイ
3
若様の影響力、ハンパなさすぎ。真純ちゃんは自分の仕事をしっかりと!とも思いましたが、あれにはかなわないか。写真館の人達もお気の毒に。2015/01/12
まるちゃん
2
さらさら〜と楽しく読めた2012/10/26