内容説明
2012年2月に行われた朗読劇を完全再現。魔王と勇者が出会う半年前を描き、会場中の涙を誘った伝説の朗読劇が勇者編「出立」、魔王編「恋慕」のドラマCD2枚組で復活。
著者等紹介
橙乃ままれ[トウノママレ]
2000年くらいからインターネットでテキストを発表。『まおゆう魔王勇者』が書籍化されてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kitten
9
図書館本。まおゆう外伝。今回は、弓兵のじいさんの若かりし頃の話。楡の国の魔法使いから読んでおかないと、魔法使いの多重人格が分からないので注意。前勇者の魔法使いが老賢者になるのかな。ちょっと話がわかりにくい。弓使いは、かっこ良かったと思う。あとは、本編の前日譚。青年商人のところが面白かった。野望に満ち溢れておるわ。2019/03/05
れん
7
途中まで???って感じでしたが、ネタ明かしを見て「なるほど〜」となりました。女勇者と弓使いの淡い恋。女勇者可愛かった。メンタル打たれ弱いのも含めて。2013/01/15
じょん
6
中古書店で見つけたので購入。「なぜという問いを持ち続け、答えを求め続け、あこがれに胸を焦がす限り歩み続けるのが我ら図書館族」。2016/01/02
白義
5
老弓兵が語る先代の女勇者パーティーの話と、魔王と勇者の前日談を描いたドラマCDを収録。小説は予想を最後に裏切る意外なトリックが本編の深みを増していて、ドラマCDの声優さんたちの鳥肌ものの演技が素晴らしい。有名所の実力派が、ネームバリューを更に超える渾身の演技を見せている。特にメイド長役の斎藤千和さんの慟哭とそれに応える魔王役小清水亜美さんの会話にもらい泣き。メイド長の「虫」連呼の厳しさにあるものを知れて、超魅力的なキャラになったと思う2013/03/26
クロネコ団
5
農奴の話は泣ける。世界のどこそこにもまだある話なのではないでしょうか。フィクションにするにはあまりに重い。2012/09/16