内容説明
2012年3月に急逝したBDの巨匠・ジャン・ジロー=メビウス。日本ではメビウスの名で知られる彼が、本名のジャン・ジロー名義で40年以上の長きにわたり、描き続けてきた西部劇の大作『ブルーベリー』。シリーズの中でも最高のエピソードのひとつに挙げられる、「彷徨えるドイツ人の金鉱」「黄金の銃弾と亡霊」と、絶世の美女・パールとブルーベリーの逃避行を描いた「アリゾナ・ラヴ」を収録。日本語版特典・谷口ジロー、寺田克也によるコメント&イラスト。
目次
彷徨えるドイツ人の金鉱
黄金の銃弾と亡霊
アリゾナ・ラヴ
著者等紹介
シャルリエ,ジャン=ミシェル[シャルリエ,ジャンミシェル][Charlier,Jean‐Michel]
1924年、ベルギー生まれ。ジャーナリストとしての教育を受けたあと、1944年、作画家として雑誌『スピルー(Spirou)』と関わり始める。1946年、作画家のヴィクトール・ユビノンと出会い、『バック・ダニー(Buck Danny)』を『スピルー』誌に発表。それ以降は主にBD原作者として活躍。ベルギーを代表するBD原作者として知られている。1959年、雑誌『ピロット(Pilote)』の創刊に関わり、以降、この雑誌で精力的に作品を発表する
ジロー=メビウス,ジャン[ジローメビウス,ジャン][Giraud“Moebius”,Jean]
1938年、フランス生まれ。本名ジャン・ジロー。メビウスの筆名で広く知られる。1956年頃からさまざまな雑誌に作品を発表し始める。1961年、当時の人気作者ジジェのアシスタントとして『ジェリー・スプリング(Jerry Spring)』の執筆を手伝う。1963年、『ピロット』誌にシャルリエ原作で『ブルーベリー』の連載を開始し、人気を博す。1970年代半ばからはメビウス名義で描かれたSF作品にも注目が集まる。活躍の場はBDだけにとどまらず、『トロン』、『フィフス・エレメント』といった映画にも関わっている
原正人[ハラマサト]
1974年生まれ。学習院大学人文科学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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イシザル
龍國竣/リュウゴク
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