出版社内容情報
建材としての植物、地形と既製品ブロックの折り合い、カウンター足元に設置されたビールケース、風に耐えるための小屋のかたち。そこら辺にある小屋・蔵・構築物などを観察すると、そこにはつくるためのヒントが溢れていた。素材、機能、地形、技術、気候風土という5つを切り口に、観察を通して具体的に建築を考える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Satoshi
9
同僚の親族が書いた作品。建築家による設計論ではあるが、「はじめに」にて著者の建築に対する思想を感じることができ、建築の専門家でない私にも共感できる内容であった。自身の建築作品だけでなく、日常にありふれたものまで観察し、スケッチする姿勢は建築を志す人々のヒントになると思うし、素人の私も興味深く読めた。2024/11/29
kaz
1
これらがヒントになるのかというのが、新鮮。図書館の内容紹介は『そこら辺にある小屋・蔵・構築物などを観察すると、そこにはつくるためのヒントが溢れていた。素材、機能、地形、技術、気候風土という5つを切り口に、観察を通して具体的に建築を考える』。 2024/02/01