ファミ通文庫<br> 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける

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ファミ通文庫
東雲侑子は全ての小説をあいしつづける

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  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784047280779
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

3年生になり、卒業後の進路の事を考えなくてはならない英太。東雲はやはり進学するという。特別優れているわけでも劣っているわけでもない自分も、ひとまずそう考えるべきなのだろうと思いながら、自分のやりたい事が分からずに迷う。小説家という夢を既に実現してしまっている東雲と自分を比べて、漠然とした焦燥に駆られる英太だが、東雲と過ごしてきた時間が、彼の望む未来をほのかに照らし始める…。もどかしく苦いラブストーリー、決心の先へ。

著者等紹介

森橋ビンゴ[モリハシビンゴ]
2002年にファミ通文庫でデビュー。ゲームシナリオ他、漫画原作も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

103
最終巻。何の変哲もない恋愛小説だけどそれがまたいいんだよな。こういった作品は読んでいて胸を掻き毟りたくなるほどの甘さがあるんだけど苦笑 侑子との距離が近くなった事で侑子にふさわしい自分になりたいと感じるようになった英太。特別な存在である侑子への引け目、焦燥感があったからこその将来へ向けた別離は恋愛小説の王道ですよね。不器用な二人がそれぞれ成長した姿を3冊という短い巻数でここまで見せてくれるとは本当に素晴らしい。二人が幸せになっている姿を想像できるいい作品でした。2014/06/09

コリ

94
いやはや最高だった。前回、晴れて恋人になった英太と侑子。気になる進展具合はどうかな?…と思ったら想像以上に甘々のラブラブでビックリだよ!(笑)以前のギクシャクとした空気は無く、余裕ある距離感と雰囲気にニヤニヤしっぱなしですよええ。イチャイチャばかりでなく進路にも焦点が。…まぁこの辺はネタバレになるので省略って事で。ともかく2人が幸せそうで何よりかな。文句無しのハッピーエンド!欲を言うなら後日談が読みたいけれど(笑)大きな事件や派手な展開は無いが最高の純愛小説だった。英太と侑子に幸あれ!2012/06/04

イーダ

90
やはりラノベというよりは、恋愛小説と呼びたくなる内容。最初の「短編小説」に比べて二人の成長等が見れ、微笑ましくてにまにましてしまう。そんな中での葛藤や決断。二人を見ていて羨ましかったり応援したくなったり。人に勧めたい良書ですね。2014/08/08

ほーりえ

90
ついに完結ですか・・・。ここまで読み終えるのが勿体ないと感じた小説は久しぶりだ。もっとこの2人の恋愛を見続けたいと思う反面、綺麗に完結させたことに思わず拍手。3巻で完結というのは、あとがきにもあった通りラノベとしては短い方だし、読んでみればあっという間です。むしろその手軽さがラノベのいい所の1つではあるのですが、このシリーズは、1冊1冊丁寧にゆっくり読んで欲しい作品です。2013/09/10

王蠱

82
最終巻。一巻目から丁寧に、ひたすらしっかりと二人の心が近づいていく様を描いてきたからこそこの最高のラストが紡げたのだろう。東雲も英太も互いに変わったよ本当にさ。「恋愛学舎」は今までの西園幽子作品とは違うかもだけど、だからこそ一番読んでみたい。ここからの未来も見続けていきたいと想わせられるような、本当の本当にいい物語だった2012/09/02

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