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内容説明
ごく普通の高校生の俺、隆介はUFO研究会に属してはいるが、幼なじみの美琴に付き合ってるだけで全然信じちゃいない。そんなある日、うさ耳の転校生がやって来て「我は月の裏側より来た異世界人だ」痛っ!しかも行方不明の兄を捜してるって「お兄ちゃん!」えっ俺!?「隆ちゃん妹いたんだ」美琴、信じるな!俺はもうソイツは卒業したんだ。だから裏山にUFOが隠されてるなんて、絶対に信じないからな!空想暴走の青春冒険譚、開幕。
著者等紹介
佐藤了[サトウリョウ]
1980年長野県生。東放学園映画専門学校在学中に第6回「えんため大賞」東放学園特別賞受賞。2006年受賞作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1_k
7
AURAとかの系統かなー、とおもいきや、後半のひぐらしっぽい暴走ぶりが凄まじい。ここまで突っ走ってしまうと、超展開は超展開でもアリだと思う。遠慮して、もう少し筆が鈍ったりしたら、多分白けると思う。これは奇跡のバランス。2012/05/30
シュエパイ
7
一瞬AURAを思い出してドキドキしたのはともかく(苦笑)割とさくさく進んだなぁ、と思ったらUFO……!!そしてロボット・・・!あぁ、子供たちのご近所冒険記としては確かによいはじけかたなのです。できれば、めくってた前作みたいに、もっともっとインフレーションを起こしてくれたら・・・!2012/05/23
デート・ア・ライブ
4
美琴と凛、妹が昔の復讐とばかりの元厨二病の隆介の弄り方が半端なくオオウケw 楽しくドタバタしながら5章まで念入りに舞台設定したあと6章から一気に加速、約400頁もの大作なのに飽きさせません。物語の上中盤で少しカリンちゃんの出番が少ないのが残念ですが登場人物全員が主人公ともいえるキャラ立ちは中々のもの。難しい捻りはありませんが楽しいエンタメでした。 お気に入りは凛ちゃんだけどP239の娘wがかわいすぎ、男女とわず敵に対しても無双だしとんでもねえ奴。2巻ではカリンちゃんと妹の真奈の出番増やして欲しい 2012/05/08
無銘
4
かつて厨二病だった主人公の元に現役バリバリ厨二病な美少女が転校してきたと思ったら生き別れの妹などと言われてつきまとわれるSFラブコメ。UFO研究会の面々が実に愉快な奴らで、前半の和気藹々とした青春部活動ものの雰囲気が楽しい。後半の、村ぐるみで隠蔽されていた10年前の真実、そしてカリンのために立ち上がるUFO研究会一同などの怒濤の展開もベタだが良かった。しかしこれ、今後の真実の隠蔽はもう無理くさい気がするが、その辺どうすんだろ。ヒロインズは凛が個人的ベスト。暴力を伴わないツンデレは実に貴重です。2012/05/04
nawade
3
★★★☆☆ タイトルとイラストからラブコメものを予想していたが意外と真面目に青春モノしてた。過去厨二病を患っていた主人公の前に宇宙人で妹設定な少女が現れ振り回される話なのだが、脇を固めるサブキャラだちが良い味を出している。幼馴染、ツンデレ、お嬢様先輩、男の娘と揃っているが、全員がテンプレから外れた独自色をもっていて、その味付けが美味いと思う。2012/04/29