内容説明
ドイツ文学者であり歌人である高安国世。残された数多の手紙を手掛かりに、友人たちとの交流、家族とのふれあいの一端を描き取る。人間高安国世の素顔を浮き上がらせ、言葉と時代の関わりを見据えた更なる地平に到達する評伝。
目次
旧制甲南高等学校
阪神間モダニズム
一九三四年
喘息とまんだらげ
外国留学
召集令状
「日本少年」と榎南謙一
榎南謙一を探して
リルケ『ロダン』(岩波文庫)
野間宏〔ほか〕
著者等紹介
松村正直[マツムラマサナオ]
1970年東京都町田市生まれ。1997年「塔短歌会」入会。2001年第一歌集『駅へ』出版。2003年短歌評論同人誌「D・arts(ダーツ)」創刊に参加(10号で終刊)。2010年評論集『短歌は記憶する』出版(第9回日本歌人クラブ評論賞受賞)。「塔」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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