内容説明
「殺すなんて、いつでもできる。それよりもっと楽しいことを考えないと」。黙っていれば苦難に立ち向かう聖人のような雰囲気の色男―。ゴシュラム王国のミーナ姫が目覚めると、そこは毒薬王子と恐れられる敵の伯爵の古城だった!?ウラルと名乗る神様の不思議な力で銀髪の少年に変えてもらったミーナ。その姿で探索する彼女が見つけたのは―!?ヒロイックファンタジー待望の第2弾。
著者等紹介
剛しいら[ゴウシイラ]
ヤングアダルト作家。東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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透馬なごみ
3
マリカの正体は本のシーンで察した。「ああああああ!!!これはまさか…!いや、絶対そうだわー」って。うーん、面白い展開。マリカはどっちを取るだろう???ぴゃーーーってテンションが上がってます。ミーナは愛されてますね。みんな自分を隠して、偽って、生き残る。なんだか寂しい話ですね。早く平和に解決しますように。2014/05/31
こばこ
2
三巻で完結のはずだけど、2巻で当初の目的から大きく外れた展開になってるので、綺麗に終わるのか心配。ほぼ姫アンド神のターン。2014/07/24
颯季
2
一つの国の話としても、恋愛の話としてもあまり進んだ印象はないな。ミーナ側よりもハッシュウィル側のふせんを敷いたのか?という感じ。このシリーズだけなら気にならなかったけど、金のシリーズがテンポ良かったせいか、じれったく感じる。でも、脳内に思い浮かべやすい描写とか、丁寧な心理描写は読みやすくてやっぱり好きだな、と思う。2012/04/14
ちゃか
1
20年がたっても、まだ残っているのか、といった感じですが。神様は相変わらず、おせっかいですなぁ。そこがいいけれど。 2012/10/29
みとん
1
2巻。あいかわらず綺麗なイラストですね。なんとなく退屈かも。3巻くらいまとめて読んじゃいたい感じ。マリカは人物紹介を見たときに正体に心当たるものがあったりしたんですけど…今回はまだ秘密なんですね。いや、みんな気づくと思うのでさっさと出しちゃってもよかったんじゃない?でも、個人的にはラストの好きなのに正体ばらせない上に敵対しちゃった感じはイイ!ハッシュウィルの王太子の捨て台詞というか、自虐な感じは嫌いですね〜。女好きとかも微妙。ジュリアとクラウドがくっつくキッカケとかになってくれるなら別にいいんだけどね。2012/06/20