ファミ通文庫<br> B.A.D.〈7〉繭墨は人形の悲しみをかえりみない

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ファミ通文庫
B.A.D.〈7〉繭墨は人形の悲しみをかえりみない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784047277915
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「どうせ、退屈だ。暇潰しにはなるだろうさ」そう言い繭墨あざかは依頼を受けた。弟の死の真相を知りたいと依頼人は語った。さらには弟の恋人が、彼の髑髏をもって逃げたという。同じ日、僕は事務所内に隠れていた少女を発見する。みすぼらしい格好で繭墨のチョコレートを食い散らかした幼い少女は、僕に無邪気な笑顔をむけてきた。その腕に、乾いた髑髏を抱きしめながら―残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第7弾。

著者等紹介

綾里けいし[アヤサトケイシ]
『B.A.D.』1巻で第11回「えんため大賞」優秀賞に輝きデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

坂城 弥生

44
雄介が壊れたのはあさとを殺せなかった小田桐のせいだよ。見て見ぬ振りをした代償。大きかったのかどうか…ただ優先順位を間違える人間は善人であっても私は嫌い。2021/01/02

Yobata

17
日常に戻り退屈な日々を過ごすが、繭墨の周りに平穏などない。弟の髑髏を奪った少女を探して欲しいという依頼から騒動はまた始まる。蝶が舞う部屋で死んだ弟の髑髏を奪って消えた少女の行方の捜索,自らを犬と称した久々津との再会と狐の目覚め,『神』の誕生・再生そして増殖,人形屋敷の犯人探しの4編。人は定められたもの意外になれないのかー解放されてなお犬にしかなれなかった久々津は新たな主人のもとで犬であり続け,自身の分身として自身の人形を作り自身が人間か人形かわからなくなった菱神は精神を崩壊し死亡し,商品として育てられ→2013/05/03

た〜

15
テコ入れですか―?ギャグ要素が盛り込まれたり、新キャラ投入、と思いきや・・・2015/07/11

ごぅ。

10
今回も表紙秀逸。。。神再び、、新たな異能者、、、展開されてく物語の裏ではやはり蠢く影があったのですね。。。ユースケの在り方を最後までみつめていきたいと思います。2012/02/28

ろき

8
この、ダークネスな感じがたまらないです。しかしまた、犬が出るとはω-`)あさともどうなるのでしょうか。舞姫は好きになれません。繭墨の「犬は自分のことを犬だと認識していないよ」っていう台詞がすきだった。途中の神の話はわらった。あざかさま可愛いすぎるでしょう。そして、ラストは……。2012/10/07

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