内容説明
とてもとてもわかりやすい!探査機はやぶさの入門書。4コマ漫画+解説で分かる、世界初の快挙を成し遂げた探査機「はやぶさ」の奇跡。
目次
プロローグ
探査機はやぶささん
エピローグ
前人未到の冒険の末に帰還したはやぶさ(解説:笹本祐一)
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フルタワ
15
数々の困難を乗り越えて小惑星イトカワのサンプルを持ち帰ってきた、あの探査機はやぶさ他の擬人化漫画。絵の萌えっぽさに誤魔化されてはいけない。4コマとそれを補って余り余りありすぎる補足説明とコラム等で構成されているこの本は、萌えよりは技術者達の燃えで構成されていると言ってもいい。エロもチラも無いから、万人に読んでもらいたい。4コマは面白おかしくも解りやすく噛み砕かれていて、ざっくりはやぶさ入門書としても丁度いい。それでも敢えて最後に言おう、ミネルバさん可愛いよミネルバさん。(表紙オレンジの子が持ってる青い子)2013/09/06
ノラネコ生活
15
ネット上でたくさんのはやぶさの功績を紹介する動画に刺激されてはやぶさを女の子に擬人化した4コマ漫画が書籍化。 オリジナルにプロローグとエピローグが追加して日本ロケット史を擬人化して紹介している。 はやぶさのみを扱った作品が多い中で、だいちやあかつきやイカロス、ミネルバもたくさん出ている。 読んで思ったのは作者ははやぶさに刺激されて他の人工衛星にも好きでしょうがないことがよくわかる。 はやぶささんのISA兄さんへ突撃インタビューや4コマの横にある解説もあり入門書としておすすめである。2012/02/19
shigoro
9
既読の『はやぶさの大冒険』と比べて、過去やはやぶさ以降のロケットや衛星を多く取り上げて、その関係性や関連性を擬人化させた仲間として書かれている。擬人化させたことによって、機械でなく人としての物語になりより親しみを持てるし引き込まれる。満身創痍で帰還するはやぶささんにちょっと涙ぐんだわ。さらに周囲の興味がネットや報道で徐々に盛り上がっていく様子も懐かしくて面白い。 2012/05/12
香
8
話題の《はやぶさ》はじめ、沢山の人工衛星などを擬人化していて、宇宙や衛星などちょっと難しいなぁと思ってたことを分かりやすく説明してくれてるマンガでした。スゴい苦労したんだなぁ… 頑張ったんだね、お疲れ様《はやぶさ》さん。読みながら感動の涙でした。(T^T)2012/05/20
6だ
7
本書は本編が一頁に4コマ漫画と解説が記載され、番外でJAXA突撃インタビューと各探査機+αの紹介などの頁が差し込まれる。「各探査機+α」とあるようにペンシルさんやかぐやさん達も擬人化され登場。意外だったのは音無小鳥さん、765プロに正式依頼があったようでオペレータさがみさん役で出演。 細かい所まで解説もされてるので、当時成り行きを見守って一喜一憂してた人は懐かしく、興味はあったがよく判らなかったという人も判り易く楽しめると思う。私は、どれだけの「こんなこともあろうかと」に支えられていたんだと改めて驚いた。2012/05/26