KCG文庫
バイト先は「悪の組織」!?

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  • サイズ 文庫判/ページ数 338p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784047275997
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

世話になった児童養護施設が閉鎖されることになり、自分と弟妹たちの生活費を稼がねばならなくなった男子高校生の有久。金額のよさにつられて応募したアルバイトは、実は悪の組織「アンタレス」の戦闘員だった!組織の女幹部であるレディーウルフの指揮のもとに出撃した初めての戦闘で、有久は敵(つまり正義の味方)と遭遇する。彼は果敢な働きでレディーウルフに認められるが、その一方で敵の一人の正体に気付いてしまう。なんと有久の愛する○○だった!?そしてさらなる高賃金に釣られて実験台となった有久はとんでもない姿に!?面白シュールなビンボーコメディ、戦闘開始。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュエパイ

4
むかーし昔、『俺の足には鰓がある』を読んだことを思い出しました。うむうむ、懐かしい。生活苦から弟妹の生活を守るため、悪の組織の戦闘員として就職した少年と、正義の組織たちとの賑やかバトル♪(昔読んだ本の件、ずっと、俺の背中にゃ鰓が在る、だと思い込んでました) それにしても、酷い格好で空に羽ばたかされたなぁ(苦笑) VS妹戦のタイミングじゃなくって、本当によかったね?(笑) 弟妹達からお父さんと慕われて、楽しく怒られながらすき焼きを囲んで……守られると良いな、その風景が。(後、続き出るといいなぁ……)2011/11/13

マギカ鍋

2
赤ん坊の時に擁護施設の前に捨てられ、そこで育った主人公。施設が廃止になり弟分や妹分の為のカネを稼ぐ為にバイト代がいい「悪の組織」に。昼は高校、夜は戦闘員。(笑)この悪の組織かなりカネ持ってる模様、広大な地下施設や戦闘で死んだら1億円くれるとか、主人公には業務に必要とはいえ弟達とは別にアパートをあてがってくれる、幽霊住んでるけどね。(笑)後半こそぶっ飛びだけど、設定も必要最低限、文章もあっさり、淡々としてる。けれど、これはこれがベストの表現のような気がする。まだまだ展開の幅もいろいろありそうで続きに期待。2012/01/11

kurokawazu

2
うーん、微妙。着眼点は面白いと思うんだけど、やりたいことを1巻に詰め込め過ぎてるように見える。とにかく、出だしが遅い。ヒロインらしい上司は中盤まで出てこないから、描写不足で魅力が見えてこない。ヒーロー側も(特に妹)何となく影が薄い。注目される切っ掛けとして必要だったとは思うが、妹側は次の巻とかに回せなかったのかなぁ。色々と勿体無いと思った一冊でした。2011/11/11

ふじゅ

2
おもしろかった。続くのなら活躍して昇進してというのではなく、先輩の部下で居続けて欲しいなあ。先輩、妹(娘)、幽霊でラブコメ要素を求めてしまうのはハーレムラブコメものの読み過ぎでしょうか……? まあ妹にはすでに相手がいるので無理そうだけど。2011/11/03

無銘

1
孤児院出身の貧乏学生が生活費のために悪の組織で戦闘員のバイト。この主人公は枯れているのか鈍感なのか、端から見るとツッコミ所満載な日々を異様に淡々と描写しているせいで妙にシュールな楽しさが。2012/10/16

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