内容説明
アルドは気がつくと、異形の者たちに囲まれた見知らぬ祭壇の上にいた…!どうやら、魔界に召喚されてしまったらしい。それも、叛乱軍に追い詰められた“魔王”を救う、“勇者”として!勇者の条件は(美少年であること)、そして(幼い頃に魔王と出会っていること)。美貌の魔王・カマルと目が合ったアルドは、闇に包まれた森での一夜を思い出す―「でっかくなっててびっくりした!」「私は今や魔王なんだぞ!」勇者と魔王の間に結ばれた、ちょっと変わった友情(以上?)は世界を救う…のか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NeiGe
3
勇者と魔王の友情ごっこが何だかなぁ…いっそ男同士でやるならもっとベタベタなBLにするとかさ。中途半端な印象。あと名前の誤字が酷い。2011/06/24
ダージリン
3
期待したより、ストレートな友情ものだった(何の期待・・・笑)。割を食ってしまったロンは次でどうなるのか!この勢いだと次で終わってしまいそうだ。2011/05/20
水無月@更新停滞気味
3
勇者と魔王が親友って設定が面白かった。美形腹黒の勇者はツボだし、魔王も可愛い。しかしながらストーリー展開がご都合主義というか、ベタというか。なんでそうなった(笑)。ロンの扱い酷くて笑った。彼のは当然の反応だけど、態度はっきりしろよ。ああも二転三転されるともうグダグダな感じ。この人の著作は初めて読んだけど、場面の切り替えとかはっきりしてくれるといいなぁ。2011/05/17
緑茶
3
【★★★☆☆】前半、主人公の「お前は友達じゃないから」発言に、ロンが可哀そうになったwwんー・・・最近の作者の作品は自分の好みとちょっと違う。昔の作品が大好きなので、取りあえず新刊が出ると期待して買っちゃうんだけど、近頃はハズレばかりなのでションボリ中。主人公もそうだけど、他のキャラの性格に魅力があまり感じられないのも原因の一つかも・・・。2011/05/15
儚
2
幼少時にひょんなことから出会った二人が、魔王と勇者として再会し涙ながらも戦う―――わけでもなく、何故か魔王が勇者を召喚して盟友扱い。かつ二人は大の仲良し。なんだか思っていた以上に勇者が相当変人というか、感情移入できる余地がなくて・・・。非常に淡泊で性格が悪い意味でよく、これ魔王と勇者の中身取り替えたほうがしっくりくるんじゃないの?ってレベル。巻き込まれたロンがかなり可哀想な目に・・・。ロンの青臭さやグロッグの老獪な騎士らしさは一般的なのに、勇者だけがおかしいというか、異質。ちょっとな、と思えど読みますが。2012/04/09
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- 和書
- 星に仄めかされて