内容説明
春の日差しが降り注ぐ王宮の中庭では、華やかな式典が催されていた。「宰相による国王暗殺」という衝撃的な事実が発表されると共に、ゼオルディス王子の即位が決定したのだ。戴冠式と結婚式が同時に行われ、王宮に滞在中だったライセン一家も参列することに。興味津々のアリシアと苦々しい表情のカシュヴァーンだったが、そこに現れた予期せぬ人物の宣言により、事態は一変する―!!緊迫した状況の中、死神姫と暴君夫、ついに念願の夜…!?夫婦の「愛」が何よりも強い!大注目の第10弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
17
夫婦の絆が強まったということで、ひとまずほっとしました。基本笑えるのですが、ルアークの心情とか気になります~。2011/02/18
さなだ
8
えっと…とりあえずおめでとうございます?(笑)情勢は不安定ながらも、夫婦の絆が深まってよかったです。 「先生」は、アリシアを次の聖女として見てるのかしら…。2011/12/03
水無月@更新停滞気味
8
これまでさんざん人に砂吐かせておいて、「もうティ〇ラ行けばいいよ」とか思わせておいて、朝チュ…うん。見たかったわけではないです。そんな描写あったら猫魔王様にお越し頂いても足りないです。そしてカシュヴァーン様は変態です…。ラスト以外はそんなにラブなかったからつり合いは取れたかな。猫魔王様に来てもらわなくてもギリギリ読めた。そんな場合でもなかったし。ディネロ様もちょっと不穏な感じになってきたね。ヤンデレ(デレではないか?)にはなってほしくない…。あと個人的には最後にルアークが幸せになってくれればいいなぁ、と。2011/04/01
スガミ
7
いろんな意味で、カシヴァーン様おめでとうございます(笑) いやいやよかった。『先生』は確かにかなりアレな方ですが、あっさり某様が退場したことに驚いた。ルアークが少し不安定な気がして心配になりつつ、続きが楽しみ。2011/02/18
なりた
7
相変わらず楽しかった。旦那を誘拐のくだりとか。主人公夫婦はついにだし。てっきり最後までおあずけなまま終わるのかと思ってたよ。ノーラも幸せそうだし、ティルも成長したんだなぁと思わなくもない。エル様の出番がないのが残念だったのだけれど王宮でどうなっているんでしょう。聖女を下りたクロエ嬢もどうしてるんだろ。教団の件はもっとひっぱるのかと思った。何を考えているのかよくわからないディネロとか次巻にも期待。けど表紙の旦那が誰これという感じなのですが。★★★★★2011/02/15