内容説明
東京のとある商店街、日曜日にだけオープンする小さなおかし屋。粉とバターに四季折々の果物をざっくりと混ぜ込んで、色よく焼かれたシンプルなおかしたち。思わずにっこりしてしまう、本当においしい焼き菓子レシピ。
目次
1 日曜日のおかし屋になるまで(かおりちゃんと作ったプリン;ボダムショップのスコーン ほか)
2 おかし屋の頼まれおかし~ケータリングと卸し~(MILKFED.なドーナッツ;豆とチョコのケーキ ほか)
3 おかし屋のイベント(シフォンケーキ;パッションフルーツピール)
4 「Sunday Bake Shop」ができるまで(ペンキぬりのケーキ;キャラメルビスケット ほか)
5 イギリスおかし旅(ビクトリアスポンジケーキ;りんごとくるみのケーキ ほか)
著者等紹介
嶋崎かづこ[シマザキカズコ]
おかし家。神戸の製菓専門学校卒業。コーヒーチェーン店でバリスタの知識と技術を磨き、その後、ボダムショップでおかしとドリンクのプランニング・製造に携わる。2005年に、いがらしろみ氏とおかしユニット「ビスキュイティエ」を結成。解散後、フリーのおかし屋として活動し、2009年1月、東京・初台に日曜日のみオープンする焼き菓子の店「Sunday Bake Shop」をオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
31
日曜日だけ開く焼き菓子屋さんが出来るまでが描かれていました。最初はイベントやケータリングなどのお土産としてのお菓子。色々な人との出会いから生まれたお菓子の数々。そのきっかけが英国というのが面白かったです。英国でお菓子?と思いましたが、彼の地でのお茶タイムの写真を見て納得。お店の方の「ごゆっくり」の言葉がピッタリのお茶とスコーンのセットなのですが、たっぷりとしたポット、ジャムとクロテッドクリーム。見るからにゆったりとした時間が流れていそう。食器や周囲の情景、時間をも楽しんでいて素敵でした。2023/08/15
akinbo511
9
ときどき買いに行くお店のケーキをうちでも作れたら楽しいと思って図書館で借りたけど、手元に置いておきたい内容だったので手元に置いて置きたいな。嶋崎さんが影響されたというイギリスのお菓子屋さんの写真は、現在のお店のディスプレイにも似ていて、上手に取り入れていらっしゃると思いました。 2016/03/01
きりぱい
7
日曜だけオープンしているおかし屋さんのレシピ。バタークリームのデコレーションが多く、全体的にバターや砂糖の量が多いのだけど、そのおいしそうな質感にそそられる。まずはバターが1箱(200g)で収まるように分量を減らして、コーヒークリームデコのカップケーキを作ったのだけど、かなりイケる!マトリョーシカクッキーも気になる!イギリスおかし旅の章がおいしそうで、よく膨らんだビクトリアンスポンジと、チーズクリームのキャロットケーキ(人参はおろしじゃなくて千切り!)も作ってみたい!おいしそ~だけでは終わらない本!2011/05/18
ちいさな図書館
4
こつこつ目の前のことをやっていくこと、そして本当に好きなことには手を抜かないことが、夢を叶える絶対条件だなぁと、美味しそうなレシピに舌なめずりしつつも気を引き締める。私も目の前のことに誠実でありたい。秋になったらまた、お菓子を焼こうっと。2013/06/20
らひたかおる
4
日曜日だけやってるお菓子屋さんのはなし。どれもシンプルかつかわいくておいしそう。スコーンがものすごく食べたくなった。文もゆるくて良かった。今度買いにいってこよう。2011/09/11
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