内容説明
“天支竜”と“天潰竜”、強大な竜同士の戦いで地上へと降り注いだ竜の身体の欠片―“竜鱗”。“竜鱗”に宿る竜の力の残滓は、周囲の大地を怪物が跋扈し異常気象が渦巻く“魔境”へと変えた。拡大を続ける“魔境”を消し去れるのは、“竜鱗”を身に宿し、竜の力を操ることができる“竜脈使い”のみ―。主人を救うため“虹色に輝く竜鱗”を求める影武者の少女、彼女に忠誠心と恋心を抱く魔法士、村と婚約者を失った過去を笑顔に隠す聖女、ただ「最強」のみを求める流浪の戦士。4人の“竜脈使い”たちの旅を通して、3年前に世界を揺るがした事件「中原の悪夢」の真実が明らかになる―。グループSNEの気鋭によるファンタジーTRPGのリプレイ、書き下ろしの完結編を加え単行本化。
著者等紹介
諸星崇[モロボシタカシ]
演劇にはまり、人生からドロップアウトしかけたところでグループSNEに参加。小説にリプレイにと精力的に活動中
力造[リキゾウ]
アマチュアで活発に活動しているところを勧誘されてグループSNEに参加。TRPG『デモンパラサイト』のルールブックやサプリメント(新紀元社)、『デモンパラサイト・リプレイ剣神』シリーズ(富士見書房)の執筆を経て、『セイクリッド・ドラグーン』でデザイナーデビューを果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。