出版社内容情報
大好評! 魔術所を巡る学園ファンタジー完結編!
秋永 真琴[アキナガ マコト]
著・文・その他
内容説明
贈り物のチョコレートの山を前に、エイジとレンが「去年より減ったな」と呟き、マーヤは驚愕。そんな平和なバレンタインを経て迎えた、ゲオルギウス学院の卒業式。来賓代表の若い総理大臣・煕斗=マジマが壇上で告げた「変革の時はきた」という言葉に、マーヤの心は不安にざわめく。その日の深夜、学院の時間塔が天に向かって光の柱を放つという怪現象が起こり―!?愛すべき日常と、ナユタから受け継いだ魔術師としての使命。マーヤは大切なものを、ひとを、護ることができるのか?怒濤の完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もみち
3
【図書館】最終巻ということで、いきなり「エイジくんと出会ってからもうすぐ一年……」と、早っ! 物語性はイマイチだが、物語を構成するエッセンスは良い。スーパーおばあちゃんはサマーウォーズに出てくるようなおばあちゃんでした。強い。エイジとマーヤの恋愛関係にはいまいちついていけないけど、2人がそれとは別の信頼関係を築いているのが読んでいて伝わりました。『創世記述』の設定には呆然とした。さらっと流されてたけど、一番面白い場面だったかも。2017/01/06
氷風
3
・・・はまったと思ったら、もう完結。ちょっと残念だなぁ(悲もうちょっとこの世界観味わってみたかった。2巻目からだからよく分からなかったけどマーヤ成長したねぇvエイジは段々カッコイイ!甘い!方向に成長・・・?でも個人的にはレンのかっこよさに磨きがかかったのが嬉しかったなぁって。 とりあえず再会おめでとうv末永くお幸せに。2010/08/30
ぽしょ
3
ボケだらけの登場人物の中、マーヤが一人だけつっこみで大変そうだった。おつかれさま。キャラの掛け合いがよかったですね。最終巻ということで三段跳びのような急展開、もう少し書き込んであったらもっとワクドキできたのになあ~とちょっと惜しい感じでした。でも幸せなラストでよかったです。2010/04/18
紫野
2
それなりに面白かったんだが、難なのだろうこの薄味は。何かが足りない。キャラもそれなりに良いものがありつつ、インパクトにかけるこのシリーズ。何かもったいない感じがしている。2012/02/29
吾妻
2
最終巻。様々な出来事がさくさくっと進んでいく感じが非常に残念。個人的には、敵方のつながりの強固さがもっと見たかったなーという部分と、もう1、2戦ムカイとやりあってほしかったなーと思いました。キャラたちはみんなイキイキしていてかわいらしい。ナナミさまがとてもいいライバルキャラになって満足です(笑)。最終的にわたしのお気に入りはアキラに落ち着いたという不思議。お疲れ様でした!2010/05/06