ビームコミックス
狼の口 〈1〉 - ヴォルフスムント

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047263185
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

流言

32
冒頭の逃避行する騎士と貴族が主人公なのかと思っていたら、あっさりと斬首される導入部が上手い。勧進帳を思わせる流れから笑顔で『お芝居はもう終わりにしますか?』のくだりはこの物語の主題は関所のほうなのだ! と言下に示す威力があった。本当の通行証には針で穴が空いているんですよという鎌掛けのうさんくささも伊達政宗を連想させられてにやりとできる。後半ではウィリアム・テルの登場で時代物としてのカラーも強くなってきた。『関所は絶対に突破されない』という前提と格を維持したままで、どこまで話が広げられるのかに期待がかかる。2015/12/26

眠る山猫屋

21
うぉぉー凄いコミック見つけた〜 前評判通りの理不尽さ悲壮さ。誰が主人公かさえさっぱり判らないくらい主人公っぽい面々が死んでいきます。かと言って代官ヴォルフラムが主人公という訳でもないのでしょうねぇ…続きが気になり過ぎるぅ2012/08/27

みとと50

17
この時代のこの場所に全くの興味もなかったし、歴史的な知識もなかったのでワクワクして読んで行ったら、まー遠慮無く無慈悲。鬼畜っぷりに歴史的興味をそそられました。すんごいイヤなヤツが、すんごく酷いことをドスドスするみたいで救いがない。今後の展開が真っ黒にしか見えません。ちょっと絵的に好みではないんですが、ついつい引き込まれて読んでしまう展開です。殺すと見せかけて実は?なんて期待は一切ありません。凄いです。 2013/02/04

exsoy

11
どこでひっくり返すんだろう?と思って読んでたらそのままするっといっちゃって驚愕2011/11/05

たっきん

9
希望を持たせて落とす話の流れが素晴らしい! 毎回こうなのかなと思ったら巻末で一人助かってました。ヴォルフラムみたいな完全な悪役大好きです。悲惨だけど爽快感のある作品。2013/04/01

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