- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(小中学生)
- > KADOKAWA ビームC
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯
20
主人公和泉(位は天神。太夫の下)が、カッコイイ!大坂新町の遊女、三弦の名手ガリガリのカネの亡者で、情に流されず、得意技は「チン剣つかみ取り」狙うのはフクロの金、フトコロの銀!!遊郭が舞台なのでエロシーンもありますが、切なく胸熱くなるような話もある。和泉とささら(禿)コンビのやりとりが笑える。2015/06/30
ぶんぶん
11
いやぁー、心底楽しめました。破天荒な遊女・和泉の大阪新町を舞台にした痛快なコミックです。延宝八年、和泉サマは美人で床上手、三味線の腕前も日本一。だが、下品で大嘘つきで金の亡者だった。世界一、粋な悪女の生きざまをしたたかに描く大江戸難波郭噺、第1巻の始まりです。2014/04/11
Kavi
4
舞台となっている大阪新町のスナックで20年前にバイトをしていた。店の経営者(80歳)は若いころ新町で芸妓をやっていて、店にふらりと顔を出すと客に当時の話を聞かせて喜ばせていた。現在の新町はただのビジネス街で、当時の話を聞いてもまったくピンとこず、上の空で聞き流していたんだけどこれを読んだら繋がった。昭和の初期まで廃れながらも色街として残っていたんだ。いろいろ思い返しながら読むと、すごく面白い。川は全て埋まり、門もなく、色気のない街にがっかりするだろうな。あのお母さんもとっくに鬼籍にはいっただろうねしね。2014/11/10
かみぃ
3
時間や気持ちの余裕のない時はついつい漫画。たまたま古本で見つけた漫画だが大当り。 江戸時代の大坂の遊廓が舞台。 遊女という哀しい身でありながらも、豪快に颯爽と生きる太夫とその付き人の少女の日常を描いた物語。脇役もいい。おすすめの漫画です。2014/02/16
makito
3
「守銭奴だけど聖女」「野獣のような美女」という帯と、あらすじで購入。ラフな感じの絵かと思いきやじっくり読める内容で面白く、タメになる本でした。2010/05/07