内容説明
「我がいとしの女神。お会いしたかった!!」―史上最強のプライドを誇る“白雪姫”に全身鳥肌を立てさせる希少な人物が、愛情過多な北の国王の書状を持って「赤い森」にやってきた!愛しの王妃が行方不明になってから、北の国王はショックのあまり倒れてしまったらしい…。このままでは“白雪姫”が北の国に呼び戻されてしまう!3組の王子&姫君は、王妃=赤い森の魔女を早急に探し出さねばならなくなったのだが―!?“白雪姫”“灰かぶり”“眠り姫”が織りなす大人気ラブコメ童話第5弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
11
再読の5冊目。今回は表紙詐欺ではなく、ちゃんと珀御前と鳥代様のお話。馬鹿だ変態だと言いながら、そのたびに、珀御前がそれでも愛しい。それでも大切だ、と言っているようで、なんとなく安心しました。高飛車で意地っ張りな彼女らしい愛情表現かも。怖いもの知らずの常識馬鹿早苗の一喝が面白かったです。そんなものあとだ、と普通なら言われそうなものですが、みんなが従ってしまうのは、食べられる物を作る人間は一番強い、という世界共通のルールのおかげかもしれません。王伊と新称の過去からのつながりも、どこか切なく胸に響きました。2011/09/02
綾月
2
【蔵書】
彩々
2
変態子爵登場。 二百年前の件はそのまま過去の出来事として放置していくかと思ってたのに、謎を明かしていくのが意外な感じ。 新祢が魔女を恨まない理由にナルホド。2011/04/22
shokopan
2
表紙の白雪姫カップルが美しすぎる…!6人の中だと、鳥代が割と一番マトモな人だと思う今日この頃。2011/01/22
もみち
1
【図書館】子爵、ただの愛が強い人かなあ、くらいに思っていたけれど、ラストでは思いっきり歪みが出てました。髪ゲットして喜ぶのは気持ち悪い。2015/07/07