Kadokawa文芸mook<br> 野性時代 〈vol.69〉 総力特集:鏡のなかの辻村深月

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野性時代 〈vol.69〉 総力特集:鏡のなかの辻村深月

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  • サイズ A5判/ページ数 560p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784047221192
  • NDC分類 905
  • Cコード C9493

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しろいるか

29
09年8月号。有川さんの『植物図鑑』に心酔し、そのスピンオフがあると聞き読む。直接的には登場しないもののイツキとさやかの未来がこんな風に展開するんだと想像できほっこり。少しほろ苦いけど、春風の匂いがしてきそうないい物語だ。巻頭特集の辻村さんも読み応えあり。作家・辻村深月を形成した様々な要素が語られており興味深かった。余談だが、コンテンツの1つ登山エッセイで紹介されていたのが現在は噴火中の霧島連山・新燃岳。当時は美しい山並みが写真付きで掲載されており(だが噴火の予兆的記述もあったりして)おぉ~!と思った。2011/02/06

ムック

16
読友さんに、有川さんの短編が載っているという素敵な情報を教えて頂きすぐに図書館に予約に行きました☆「植物図鑑」「三匹のおっさん」とリンクだなんて豪華すぎる~!テンションマックスで読了。有川さんのインタビューを読んでもう一度読みました。ああ、短編ながらによかったなーまた植物図鑑の2人に会いたくなりました。辻村さんの特集も面白く、綾辻さんとの下りが運命的ですごいなあと思った。新作の「本日は大安なり」、続きが気になる~!2011/02/28

iku lele

15
有川浩さんの『植物図鑑』スピンオフ作品『好きだよと言えずに初恋は、』が掲載されていると読友さんから教えて頂き早速図書館でかりてきました。『3匹のおっさん』ともリンクしていて大変嬉しい作品。でも有川さんのインタビューを読むまで大きく勘違いしていました。そう事情なら、とても切ない作品でしたが、温かい時間の流れを感じることができてとても良かったです。花言葉に胸が痛みます。辻村深月さんの特集も面白く読んでいましたが、途中から作品のネタバレの危険を感じて自粛。辻村さんは未読なのでぜひ刊行順に読んでみたいです。2011/04/01

mya*

15
読友さん経由でご紹介の本。「植物図鑑」のスピンオフ「好きだよと言えずに初恋は、」主人公潤子と「彼」の台詞の妙、ふとした時に出る言葉に背景を感じてにやにやw個人的には、実は上記の小説以上に、辻村深月さんのロングインタビュー及びデビューに至るまでの、綾辻行人さんとのやり取りに、ぐっとくるものがあった。その上新連載+辻村ワールドリンク集は、読書の楽しみをさらに広げてくれるしで、もう、満足満足。もっと熟読したい。 2011/02/24

まみ

11
『植物図鑑』のスピンオフが載っていることを読友さん情報で知って借りてきました。こんな気持ちの伝え方されたらたまらない。「別れる男に花の名前を一つ教えておきなさい」で思い出す個人的なエピソードがひとつあって、本編を読んだ時に続きまた思い出してしまいました。そして石田千さんの文章、久しぶりに読んだけどやっぱり好き。でも内容的はすごくきつくて落ちてしまった。「五年もたたぬうちに、ころげまわるほど、ひとを求める夜が来ると、知らずにいた」「くりかえす悔いの引き金」「楽園にもどるすべは、朽ちはてている」2011/03/05

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