Kadokawa Comics A<br> 黒鷺死体宅配便スピンオフ松岡國男妖怪退治 〈1〉

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Kadokawa Comics A
黒鷺死体宅配便スピンオフ松岡國男妖怪退治 〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047154049
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

15
松岡國男、後の柳田國男なのか。小説を書かない小説家、田山花袋との絡みなど、原作者のあとがきも楽しい。物語は松岡と田山の妖怪退治もの(?)なのだが、それほど濃いわけではないが、松岡は魅力的。本編の黒鷺死体宅配便シリーズは少ししか知らないが、ちょっと興味が湧いたかな。ちなみに残口和尚探偵も良いキャラクターだ。2016/09/07

瀧ながれ

15
黒鷺明治編。やいちくん誕生の状況が語られる(こういう大事なことを、回想シーンなしのセリフだけで済ませるとは…)。四つの話が収録されていて、いちばん印象に残ったのは『遠く来る神』。どうやらわたしは「蛭子」が気になるようです。ほかも、「ミサキ」「ラスプーチンとアナスタシア皇女」「稲生物怪録」と、そそるネタばっかりで、おもしろかった♪2015/01/20

夜弧

6
民族学、って感じのスピンオフでした。いつものグロさはちゃんとあり、でも、いつもより知識がたくさん入っている。と思った。赤ちゃんのところが、現実でもありそうだなと思った。2011/06/15

十六夜(いざよい)

5
とある山村で起こる連続殺人事件、未解決の猟奇殺人事件…明治時代の日本を舞台に、松岡國男と田山録弥、少年〝やいち〟の活躍を描く「黒鷺死体宅配便」番外編!大人気キャラ?“笹山さん”も僧侶探偵として大活躍!スピンオフなだけあって、こちらのやいちは誕生の仕方も違うらしい。黒鷺の方は惨殺事件のあったダムに沈んだ村の生き残りだったような…。国内の妖怪話かと思いきや、ラスプーチンまで登場で完全なる愉快犯。2014/11/01

サト

4
スピンオフとあるけど、こちらだけでも読める。松岡國男と田山録弥のコンビが楽しい。実際の人物像に脚色が入っているとは言え、二人のちぐはぐなやり取りには何度も笑わされた。本筋のほうも面白く、松岡がオカルト面の謎を無理やり密室事件にこじつけたりするような変態探偵ぶりだった。妖怪退治とミステリーが程良く楽しめる。大塚英志が原作まんがの中でもかなり読みやすくて面白いシリーズだと思う。特に4話目は、人間の事件として解決した後からのどんでん返しに驚いた。どんでん返し構成が好きな上に個人的に好きな妖怪だったのでツボだった2011/03/10

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